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2014年7月26日土曜日

農業特区の狙いと本質探る学習会・7月27日

「養父市の農業特区を考える学習講演会――本当の農業振興とは」が日本共産党但馬地区委員会と県委員会の共催で、7月27日(日)午後2時~4時、8鹿公民館(養父市役所となり)で開かれます。橋本正一・元『あすの農村』編集長が講演します。

養父市「農業特区」の〝目玉〟は農業委員会から農地法第3条が規定している権限を取り上げること。それ以外は「古民家の活用」など特区でなくてもできることばかりです。

本当に「特区」で耕作放棄地の解消が進んだり、養父市の農業が元気になったりするのでしょうか――指定後も市民・農家から不安や疑問が出されています。

そもそも農業特区とは何なのか…その狙いと本質を探る学習会です。問題は養父市にとどまりません。ひろく参加をと但馬地区委員会と県委員会は呼びかけています。

(2014年7月27日付「兵庫民報」掲載)

7/27のCharge up RADIO

Kiss FM 日曜朝8:00–8:30

(左から)清水氏とたつみ議員

清水ただし氏がサウンドクルーをつとめる「チャージアップレディオ」。2週続けて、たつみコータロー参議院議員がゲスト出演します。

▽7月27日放送分は、通常国会を終えて、国民生活はどうなったかを中心に語ります。消費税、社会保障など。そしてメインはブラック企業対策で日本共産党が果たした役割について紹介します。

▽8月3日放送分は、国土交通委員会の様子について。前半は無駄な公共事業について批判。後半は夢の超特急と言われているリニア中央新幹線の問題点について、自らの国会質問を中心に語ります。

(2014年7月27日付「兵庫民報」掲載)

非核の政府の会市民学習会:「自滅に向かう原発大国日本」


非核の政府を求める兵庫の会は七月十二日、市民学習会を開催。今回は「自滅に向かう原発大国日本――原発・核兵器政策による国民殺戮行為をいかに阻止すべきか」と題して、田中利幸広島市立大学広島平和研究所教授が講演しました。学生をはじめ、女性の参加が目立ち、約六十人が参加しました。

田中氏は、「アメリカは最初から核兵器と原発は一体のものとして軍事戦略をすすめてきた。『平和利用』などというのは大ウソ。ビキニ水爆被災事件をきっかけに急激に高まった日本の反核意識を恐れたアメリカは、被爆者まで利用し、『原子力平和利用賛成』を表明させるなどし、〝原子力は有益〟という感覚を市民に浸透させることをはかった」「日本が原発を保有し、『もんじゅ』や核燃料サイクルにこだわるのも軍事目的。核兵器をいつでも持てるようにする、核兵器潜在保有国としてアピールする意味が大きい」など、日米の軍事戦略を告発しました。

その上で、大飯原発再稼働差し止め判決を高く評価し、「『憲法上の権利である人格権を超える価値は見出すことはできない』とした判決を活用して、再稼働差し止め運動を盛り上げよう」と強調し、「大ウソつきの安倍政権打倒を」と呼びかけました。

(Web版のみ)