Web版の発行はしばらく休止します

「兵庫民報」編集部は2012年11月から専任1人で続けてきましたが、その1人も2020年末で退職し、2021年1月からは嘱託となりました。編集業務の整理のため、「兵庫民報Web版」はしばらく休止いたします。それにともないTwitterへの転送も休止します。 紙版の通常号のご購読をお願いします。

2014年7月11日金曜日

野々村県議が辞職 :県議会は徹底糾明の責任果たせ 練木県議が主張

「日帰り出張195回」「大量切手購入」など不明朗な政務活動費の支出が大問題になっている野々村竜太郎兵庫県議(47)=無所属、西宮市選出=が11日、梶谷忠修・県議会議長に辞表を提出し、受理されました。

同日午後、各会派代表者会議が開かれ、この問題への対応を協議。梶谷議長が、野々村県議から辞職願提出とともに、3年間の政務活動費全額の返還申し出があったことを報告しました。また本人からの聞き取り調査の結果を報告し、「虚偽公文書作成」などで刑事告発することを提案し確認されました。

代表者会議で日本共産党の練木恵子団長は、辞職は当然としたうえで、「臨時議会の開催や百条委員会の設置、全県議を招集した協議の場など県民に公開された場で、全容解明を含めた不正の徹底糾明をおこなうべきだ」と主張し、疑惑糾明のための刑事告発には賛同しました。

さらに、「議員辞職や刑事告発で終わりにしてはいけない。今後も、議会としての責任を果たすべきだ」と表明しました。

代表者会議ではまた、再発防止のため条例などの見直しの方向を検討する「政務活動費のあり方検討会(仮称)」の設置を決めました。

(Web版のみ)