Web版の発行はしばらく休止します

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2014年5月18日日曜日

赤旗まつりメインステージにパンケークス

第32回兵庫県赤旗まつり(7月6日)まで2カ月をきりました。

パンケークス

メインステージでは、山下よしき書記局長の講演に加え、文化企画として「パンケークス」という、ピアノ・トランペット・トロンボーンでジャズからポピュラーまで演奏する音楽ユニットの出演が決定! また、いっせい地方選挙勝利に向けたパフォーマンスもくりひろげられます。

チケットはうちわ



参加チケットうちわ(1,000円)が完成し、県委員会と各地区委員会をつうじて販売を始めています。ぜひ、ご購入ください。なお、当日は忘れずにお持ちください。このチケットうちわがないと入場できません

(2014年5月18日付「兵庫民報」掲載)

青年たちが福島でボランティア(1)

原発いらないの思い新たに

大前まさひろ

五月三日から六日まで福島県に兵庫の青年十三人でボランティアに行ってきました。

三日に神戸駅前を出発し、車で一日かけて福島県に到着しました。

案内する宮川県議
四日は宮川えみ子県議の案内で見てまわりました。いわき市久ノ浜は地震、津波、火災、放射能の四重の被害があったところです。前回来たときは家の土台が残っていて、津波の恐ろしさを実感しましたが、今は更地になっていました。今後は緑地公園になるそうです。

広野町は町民の帰還が呼びかけられていますが、帰ったのは町民の三分の一だそうです。広野町と楢葉町にまたがるJビレッジのメインコートの時計は地震のあった二時四十六分で止まっていました。楢葉町では、町中に除染した後の放射性廃棄物の入ったフレコンバッグという黒い袋が並んでいます。異様な光景でした。

積まれたフレコンバッグ(楢葉町)

続いて富岡町へ。富岡駅は去年も行きましたが、そのときと何も変わらず、壊れた駅舎、二時四十六分で止まった美容院の時計、流された車など震災があった当時のままでした。三年がたってもそのままという光景に驚きました。

流された車が当時のまま(富岡町)

その後は帰還困難区域との境まで行ってきました。境界では放射能の数値はどんどん上がります。放射能の見えない恐怖を感じました。


五日は仮設住宅を訪問し、被災者からお話を聞くとともに、震災の語り部のお話も聞きました。

被災者から話を聞く大前さん(中央)

仮設住宅訪問では、「オリンピックよりも復興住宅を建てて欲しい」という願いや「今度、復興住宅が建つらしいが戸数が少なくて私は入れないだろう」という不安の声も聞きました。

語り部のお話は、震災にあったときのこと、避難したときのこと、避難生活でストレスがたまること、三月十一日の気持ちのままストップしていることなどでした。細かな避難の状況や思いなどが聞けて貴重な経験になりました。

*

ボランティアに行ってみて、神戸では分からない福島県の実態やまだまだ復興がすすんでいないこと、被災者の思いなどを知ることができました。同じ日本なのに苦しんでいる人がまだまだいて放射能のすごさを感じました。二度とこんな事故を起こさないためにも原発はいらないとあらためて思いました。
(党中央区市政対策委員長)


(2014年5月18日付「兵庫民報」掲載)

青年たちが福島でボランティア(2)

進まぬ復興、被災者の辛さ見聞きしたこと伝えたい:参加者の感想から


仮設住宅を訪問する青年ボランティア

◎福島に来るまでは、ある程度は収束したのかなぁと思っていた。今回来て、そういう思いがすべて変わった。全然終わってなくてまだまだ途中だということが身にしみてわかった。

帰ってからも友だちなどに見聞きしたことを伝えて、かげながら被災地の方々を支えていきたいと思います。(大学生Aさん

◎現地で、被害のひどさと住民の苦しさを痛感しました。私たちボランティアも住民の代わりに声を伝え、日本全国にメッセージを伝えればいいのじゃないかと思います。ボランティアとしての責任を感じました。(中国からの留学生Zさん

(2014年5月18日付「兵庫民報」掲載)

粟生線/沿線住民の足を守る会が富山へ見学ツアー

公共交通守り街も活性化

松本勝雄

神戸市西区の「公共交通神戸電鉄粟生線/沿線住民の足を守る会」(粟生線の会)は五月八日、九日、富山市の富山ライトレールの見学ツアーを行いました。十九人が参加、富山市の説明を聞くとともに、「公共交通をよくする富山の会」との懇談、体験乗車や、車両整備工場見学をしました。

富山ライトレールの車両(ポートラム)

富山ライトレールは、JR富山駅と岩瀬浜駅とを結ぶJR富山港線(八㌔㍍)を、一部線路を付け替え路面電車化するなど、第三セクター方式で再生し、公共交通を守ったものとして全国から注目を集めています。

富山市の担当者の説明でも、「JR富山港線時代の不振から、利用者数も増加(平日二・一倍、休日三・五倍)、高齢者の出歩く機会増加、都心部の人口が若年層含めて増加するなど大きな変化をつくりだしている(左のグラフ)」「これからもさらに、北陸新幹線開通に合わせたJR富山駅高架化と一体に、南北の鉄道をLRTも活用して結びつけいっそう利便性を向上させようとしている」とのことでした。


このあと参加者は、富山ライトレールの体験乗車や、車両整備工場の見学を行い、このツアーをサポートしてくれた「公共交通をよくする富山の会」からも話を聞き、懇談をしました。

「富山の会」の岡本勝規世話人(富山高専准教授)は、「今までに六次にわたって『提言』を行い、時間当たりの本数増加や、『JRの限界を超えた移行への協力』を要求、実質的な鉄道施設の無償譲渡を全国で初めて実現した」「引き続いて、北陸新幹線を機に在来線の北陸本線をJRから切り離し第三セクター化する問題で、JR西日本の企業責任を果たすよう求めて頑張っている」ことなど、公共交通を守るいまの取り組みの話を聞き、懇談しました。

*

見学ツアーに参加した方からは「たいへん中味の濃い一日だった」「話を聞いて神鉄が住民の要求にこたえることをもっとやれば、神鉄自身のためにもなると感じた」「長年積み上げてきた公共交通の鉄道を、『国鉄民営化』などで壊してきたことに反省が必要」「安全より儲け優先はいけない」「富山市の大きな公共事業はよく練られているし、市の説明では街の活性化や鉄道利用増加など効果が出ているが、福祉などが後回しになっていないのか心配」「利用者が新たに増えたり、高齢者の利用が増加していることに感心した」などの感想が口々に語られました。

*

「粟生線の会」では、粟生線沿線の文化や歴史、自然を訪ねる取り組みや、今回のような全国の公共交通を守る活動を引き続き見学することなどをおこなっていくことを四月に開いた「総会」でも話し合っています。

(2014年5月18日付「兵庫民報」掲載)




1日あたり年代別の利用者数の変化(平日)
年代 JR時代の利用者 富山ライトレールの利用者
10代 35人 52人
20代 18人 28人
30代 28人 67人
40代 39人 81人
50代 61人 121人
60代 26人 92人
70代 16人 56人

淡路9条の会が結成8周年記念講演会

淡路九条の会(高倍昭治会長)が主催した「世界に輝く憲法九条」と題する講演会が五月十日、洲本市民交流センターで開かれ、二百人を超す市民が参加しました。

講師は松浦悟郎さん。日本カトリック正義と平和協議会会長で、宗教者として、憲法九条を守る活動を広げる活動を精力的に続けています。



松浦さんは、憲法の条文などを取り上げながら、憲法改悪のねらいがどこにあるのかわかりやすく話されました。

まず、安倍政権が、「積極的平和主義」や「東アジアを取り巻く環境が変化した」など、偽りの言葉や理由を根拠にして九条を変えようとしていることを指摘しました。

その内容として、憲法に基づいて平和を大切にしてきた歴史を、一気に崩し、アメリカと一緒に武力行使ができるようにしようとしていること、そうした日本の動きが、逆に東アジアに緊張をもたらしていること、いまの日本は、軍事力一辺倒で海外とのやり取りをしていること―などをあげました。

そうした安倍政権にとって、憲法は、国民が権力を縛るものであるから、邪魔になって仕方がない、だから国民を縛るものに変えたくて仕方がないこと、そのため、強引に解釈改憲を行なってでも、国民主権の憲法から国家主義の憲法へ変質させようというのが、一番危険な本質であるとズバリ指摘されました。

最後に、松浦さんは、戦争する国にしようとしている動きに、国民の力で、九条を守る大きな声をあげていこうと、呼びかけました。
間森和生=洲本市議)

(2014年5月18日付「兵庫民報」掲載)

秘密保護法を許さない! 昼休み市民パレード

兵庫県弁護士会も協賛



憲法改悪ストップ兵庫県共同センターなどの呼びかけによる「特定秘密保護法廃止行動」が五月十三日の昼休みに取り組まれ、神戸市役所・花時計前から三宮の繁華街を九十人がパレードを行い、「憲法違反の秘密保護法は廃止せよ」「知る権利を侵すな」「表現の自由を守ろう」「監視社会にするな」「報道の自由を守れ」と市民に訴えました。

この行動には引き続き兵庫県弁護士会が協賛、のぼりを立ててパレードに参加しました。

(2014年5月18日付「兵庫民報」掲載)

厚労省の〝新基準〟に三度目の断:ノーモアヒバクシャ近畿訴訟(5/9)

副島圀義


五月九日、大阪地裁判決で、お二人の原告がそろって勝訴。昨年暮、厚労省が決めた原爆症認定の「新基準」が被爆の実相からはずれたものだ、という三度目の司法判断となりました。

被爆時はお二人とも二十代初めの若者。原爆投下直後の救護、処理、瓦礫撤去などに従事すれば、大量に放射線被曝することは、今や常識(具体的な被曝状況は昨年六月の本欄でご紹介しました)。

にも関わらず、国は心筋梗塞や腎臓がん後遺症の慢性腎不全などの原爆起因性を認めようとしなかったのです。国は八十代半ばの被爆者の認定審査を二年も遅らせ、たまりかねたお二人が、速やかな審査を求めた裁判を起こしたら半年後に却下。

お二人が亡くなったのは却下処分からまもなくでした。病気とたたかいながら「語り部」としてがんばってこられたのに、生き抜く力を奪ったと言えるのではないでしょうか。

ご遺族が裁判を継承され、結審となったあとの「新基準」での再審査でも、国は原爆症と認めようとしなかったのです。

同日午後開かれた兵庫県原爆被害者団体協議会の総会では、県原水協事務局長・梶本修史氏があいさつのなかで判決を紹介。夜の関電神戸支店前行動ではわたしが報告。どちらでもおおきな拍手が起こりました。被爆者、家族や遺族、支援者、弁護団…。幾重にも広がり、受け継がれるたたかいを実感した一日でもありました。

(2014年5月18日付「兵庫民報」掲載)

借り上げ住宅:神戸市が負担額を過大宣伝

〝借り上げ復興住宅に市の負担が年間二十四億円必要〟などと神戸市が宣伝している問題で、ひょうご震災復興借上住宅協議会は、ニュース「たんぽぽ」五月号で、「実負担は年間五億円程度」とあらためて解明しています。

神戸市は、借り上げ復興住宅への財政負担を口実にするなど、希望者全員の継続入居を拒否。「二十年の期限」での入居者の追い出しをすすめようとしています。

「たんぽぽ」は、神戸市が、借り上げ住宅入居者の家賃に年間二十四億円も市税を使っていると繰り返し発言し、市民の不信感をあおっていると批判。二十四億円というのは、入居者が支払っている家賃や国からの交付金をまったく計算に入れていないもので、これらを考慮すれば、神戸市の実負担は「年間五億円程度」と指摘しています。

また、入居者追い出しのために市がもうけた「完全予約制」が入居者に混乱と不安をもたらしていることを厳しく批判しています。

同協議会は五月二十二日、午後二時から神戸市立婦人会館で第二十五回目の協議会を開くことにしています。

(2014年5月18日付「兵庫民報」掲載)

借り上げ住宅東灘連絡会が懇談会

報告するきだ県議

借り上げ住宅東灘連絡会は五月十一日、懇談会を行い、県営・市営の借り上げ住宅入居者ら約三十人が参加しました。冒頭、借り上げ公営住宅からの退去問題を取り上げた震災特集のニュースを視聴、そのあと、借り上げ住宅協議会事務局の段野太一氏、きだ結県議、西ただす市議、松本のり子市議から、この間の運動の経過と到達、県会・市会の議会論戦や当局の姿勢などの報告と挨拶の後、質疑応答、交流を行いました。

参加者からは、「住み続けていい人の基準が出たが、若い人は出ていかないといけないと思い引っ越す人もいる。高齢者、障害者、弱者ばかりの住宅にしてどうするのか」「五十世帯の住宅だったが、施設入所、孤独死などもあり今は三十四世帯に。新しく入居させないから両隣、上下階がいなくて怖い。不安でたまらない」「(涙ながらに)毎日不安。どうかそのまま居させてほしい」「三十八戸から二十二戸に減ったので住宅共用部分の費用のねん出が大変。共益費の蓄えを取り崩しているが、もう限界」「宝塚市などでは全戸継続入居できて、なぜ同じ県内の住宅で出ていかなくてはならないのか」「まだ方向が見えないのが一番辛いが、がんばって目途をつけさせたい」と、怒りと不安、そしてお互いのエールが語られました。

今後、県・市への直接交渉を行うこと、県営住宅への継続入居の判定基準を検討している県の判定委員会へ手紙を出すなど運動をさらに強めていくことを確認しました。

(2014年5月18日付「兵庫民報」掲載)

「あさぎ」五月詠草 姫路年金者組合

春霞の山はベールにつつまれり吾の車も吸い込まれゆく
クローバの四つ葉探しは畦道の踏まれしあとに生まれくるらし
藤原信子

晴天のグランドゴルフよしやるぞ力をこめてスティック握る
小気味よき音たてころがるゴルフボール小さき石に阻まれており
江藤雅江

木場川のヘドロにメタンガス沸きてピアノ線錆ぶ高度成長期
名にし負う喧嘩まつりの木場の衆四手・鉢巻きの濃緑勇む
衣川有賀子

雪折れの唐松の枝拾いたり松ぽっくりの小さきを愛しむ
乗鞍の雪のゲレンデ朝散歩子連れの熊の足跡に遇う
常田洋子

力無く鍬を振れども跳ね返り幾度もふり畑を耕す
春の陽を浴びてようやく伸びきたるほうれん草は花芽をつけて
田渕茂美

(2014年5月18日付「兵庫民報」掲載)

隔月の宣伝続ける平和遺族会


兵庫平和遺族会は、二カ月に一回の街頭宣伝を五月十一日、山電姫路駅前で行いました。

四人の仲間が十時半から十二時まで「秘密保護法廃案にさせよう」「解釈改憲は戦争への道、憲法九条を守ろう!」「子どもや孫の時代は戦争はごめん。平和な世の中に」……と、それぞれが思いを通行人にビラを配りながら訴えました。

これに対し、「広島で被爆した。兄は戦死した。戦争知らない今の内閣は怖い。あんたらにがんばつてほしい」「憲法九条は変えたらあかん。頑張ってや」と励ましてくれる人もありました。
岸本守=同会世話人)

(2014年5月18日付「兵庫民報」掲載)

日中友好協会加古川支部11回大会

日中加古川支部は、再建十周年記念の第十一回定期総会と記念学習講演会を四月二十九日、加古川市東播磨生活創造センターで開催し三十人が参加しました。

総会では、日中関係が国交正常化以後の最悪の状況のもと、「日中双方が九割の悪感情がある中で、反面、七割が『大事な国』と考えている事を重視する重要性」を確認したうえで、安倍首相など靖国派が『戦争する国』への動きを急速に強め、一方中国が尖閣諸島の日本の実効支配を変えようとする危険な動きが続いていることを重視。この状況下で日中友好協会が提起している、日中両国政府への「尖閣問題の平和的解決を求める各界アピール」署名運動を強化し広範な市民に呼びかけることを確認しました。

また従来から続けている、中国への「誤解」「偏見」から事実にもとづく正しい「中国理解」をめざす「歴史講座」など「中国を知る文化講座」シリーズをねばり強くすすめ、同時に「楽しい文化行事」「中国人との交流」をさらに広げようと確認しました。

講演する美野氏

総会では前田清支部長らを再選したあと、記念学習講演会「中国近現代史」第七回テーマ「中華民国と日本帝国の膨張」(日中戦争と『抗日』のたかまり)を、美野和夫氏の手作り「テキスト」で学びました。

参加者からのアンケートでは、「清国から中華民国、人民共和国成立に至る長い混乱の歴史の中での日本のかかわりを学べてよかった」「南京大虐殺、満州事変、日中戦争の詳しいことが分かり、疑問が解決しました」「次回以降の現代史、毛沢東と文化大革命」「改革開放」や「社会主義市場経済」など詳しく知りたいと、期待が寄せられています。
前田清=同支部長)

(2014年5月18日付「兵庫民報」掲載)

神陵台後援会初夏のハイキング

五月七日、神陵台後援会は須磨浦を十四人でハイキングしました。

明石海峡をバックに

旗振山西展望台では、明石海峡を見渡しながら昼食タイム。その間に森原健一・県後援会長から源平合戦にまつわるエピソードや史話を解説していただきました。

敦盛塚で

下山後は敦盛塚なども訪ね、快晴の一日を楽しく有意義に過ごしました。
横山晴朗

(2014年5月18日付「兵庫民報」掲載)

ひなたぽっころりん(534)



(2014年5月18日付「兵庫民報」掲載)

観感楽学

米軍が兵庫県で行われる防災訓練に参加するという。今年八月に予定される県と阪神地域八市町による合同防災訓練に県が自衛隊を通じて要請した。欠陥輸送機オスプレイの参加も要請された▼県は防災訓練の計画は未定だという。まさに「米軍参加先にあり」なのだ。住民の安全・人命を守る防災訓練は消防、警察、医療機関、交通機関など兵庫県に関わる組織を基礎に計画されるべきだ。米軍は、本来の軍事任務に支障がなく、それに役立つ限りで参加するもの▼防衛省は、「新型輸送機オスプレイの県外での訓練を拡大するため、各都道府県主催の防災訓練などへの参加を米側に働きかけていく方針を決めた」とされている(二月二十日付高知新聞)。今回の合同防災訓練への米軍参加も国からの要請があったことをうかがわせる▼元防衛庁長官の中谷元・衆院議員は、「(全国の防災訓練へのオスプレイを伴う米軍や日米の訓練は)有事においては…そういうことをやっておいたら、対応しやすくなる」(一三年九月十三日付高知新聞)と、その意図をあけすけに述べている▼防災に不可欠の組織に他国の軍事組織を組み込むことの危険性、不見識を考えるべきだ。(K)

(2014年5月18日付「兵庫民報」掲載)