政治や社会のおおもと学べる
ホンモノ体験ができる
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昨年の福島ボランティアツアー |
民青同盟兵庫県委員会は二月の代表者会議以降、高校生、学生、職場、地域でそれぞれ、十人の仲間を迎えてきています。その大きな力になっているのが各地区委員会活動です。三月九日に西神戸地区委員会が、三月十五日に兵庫長田北地区委員会が、三月二十三日には尼崎地区委員会と北阪神地区委員会が、それぞれ代表者会議を開きました。それぞれの地区代表者会議では一人ひとりが感じている民青の魅力と活動への確信が数多く語られました。
入試宣伝で
西神戸地区委員会は、学生を中心に一月から始まった大学入試宣伝にふみだし、三カ月連続で仲間を迎えています。代表者会議でも、宣伝に取り組む中で「まわりの学生も政治や社会のおかしさに気付き模索している」と確信を深めている思いが語られました。そしてそののち取り組んだ入試宣伝では実際に「ボランティアに行きたい」「消費税増税はおかしい。社会のしくみを学びたい」と受験生が加盟しています。
職場の仲間を誘って
兵庫長田北地区代表者会議では、「地区内に大学班を結成したい」「宣伝にとりくみたい」と意欲が語られ、駅前宣伝も実践されています。また、職場班では「電化製品使用禁止キャンプ」や「淡路島自転車一周」など多彩な班プランが出され、職場の仲間を誘って取り組もうと相談しています。
毎月仲間を迎えよう
尼崎地区委員会は、雇用問題をテーマにしたつどい「アマトーーク」にとりくみました。この企画では長期未結集だった同盟員が参加してくれました。代表者会議では毎月仲間をむかえ、高校生班と学生班を結成し、一年間で十八人以上の仲間を迎えることを目標とし、「手をつなぎ一緒に歩もう(いろんな意味で)おなかいっぱい尼崎地区委員会」をスローガンにした決議を決めました。
次回の「アマトーーク」ではつながっている保育士さんを仲間に迎えようと保育をテーマにし、保育コースのある大学などにも知らせて学生の仲間を迎えるとりくみにもしようと相談しています。
気軽に集まろう
北阪神地区委員会では代表者会議に向けて決議案を作成。各班で討議し、久しぶりに参加した同盟員が「忘年会に十一人も集まったのが楽しそう」「いろんな班の様子が知れてよかった」「自分も原水爆禁止世界大会に行ってみたい」など思いや期待がたくさん出されました。
代表者会議では、一年間で八人を迎えてきたこと、開けなかった班会が開けるようになったことなどが語られ、「班プランいっぱい、仲間もいっぱい、みんなで気軽に集まろう北阪神、お菓子付き」を活動スローガンに決めました。
現場へボランティア
また、学生と高校生でも「政治や社会のことが広い視点で学べる」「机の学びだけでなく、ボランティアに行って実際に現場にふれる」というホンモノ体験が大きな魅力になり、仲間を迎えています。
二カ月連続で高校生を仲間に迎えているのは東播地区委員会。「ゲーム班会」など高校生同盟員の要求から出発したとりくみを大事にして、友達を誘って仲間に迎えています。要求の入り口はゲームでも、班会の中で民青新聞を読んで交流すると「安倍さんがやろうとしている戦争できる国づくりはおかしい」など意見が出され、「政治のこともっと知りたい」と加盟しています。この高校生はさっそく三月末にあった全国高校生集会にも参加しました。
「なんでもフェスタ」
また、学生では西神戸地区と、東神戸地区、西芦地区の三つの地区にある学生班が新歓運動にとりくんでいます。四月十九日の「なんでもフェスタ」では石川康宏神戸女学院大学教授のメイン講演に加え、「消費税増税問題を考える」「戦争体験の聞き取り」「秘密保護法・TPP問題」というこの三つの学生班がそれぞれ学んできたことをもとにした分科会を開きます。また、「ボランティアに行きたい」「学費をなんとかしたい」という声にこたえて「ボランティア説明会」「学費奨学金問題」の分科会も準備されています。
今、集団的自衛権や消費税増税、慰安婦問題など安倍政権の暴走が日に日にエスカレートする一方、青年の「おかしい」「なんとかしたい」という声はさらに広がっています。この間取り組んできた受験宣伝でも本当に多くの受験生から次々と「安倍さんは一人でなんでも決めすぎ」「秘密保護法の強行からおかしいと思っていた」と安倍政権への怒りの声が寄せられています。こうした今の情勢のもとで、「政治や社会のおおもとから学べる」「ホンモノ体験ができる」民青同盟の学びの魅力が輝いています。
「なんでもフェスタ」
4月19日(土)午前10時~午後4時40分
コミスタこうべ
民青同盟は日本の15歳以上の青年なら誰でも加盟できます。問い合わせは民青同盟県委員会まで。
Tel. 078‐371‐1971
(2014年4月20日付「兵庫民報」掲載)
