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2014年12月7日日曜日

第9回「北区9条のつどい」

〝広告や巧みな言葉にだまされるな!〟

アーサー・ビナード氏

第9回「北区9条のつどい」が11月24日、鈴蘭台のすずらんホール・大ホールで開催されました。270人を超える人たちが、アーサー・ビナードさんの公演と朗読グループ〝萠〟による朗読を楽しみました。

朗読グループ〝萠〟による、アーサー・ビナードさんの絵本『ここが家だ―ベンシャーンの第5福竜丸』の朗読は、「絵本の画の映写と音楽と朗読がいい調和をなして、絵本にあった作者の思いが伝わりました」(参加者の感想)と好評でした。

アーサー・ビナードさんは講演を、タクシーに乗った時に見たダイエットと薄毛の広告の話から始め、ファストフードは食べない、テレビは見ないなど漫談のような話で会場を沸かし、「身の回りは広告だらけ。広告は思考を止める。思考停止状態の人は騙されてしまう。嗅覚を高めなければならない」と指摘。

本題の秘密保護法と集団的自衛権、太平洋戦争と原爆、憲法の話に入るとグーと引き締まりました。日本政府と米政府との関係性に触れ、アメリカがいかに日本政府を見透かし、支配下に置いてきたかを具体的な事例を盛り込んでわかりやすく話しました。

最後に、「アメリカも日本も言葉でごまかす、広告でごまかす。安倍政権は、言葉巧みに物事を進める。騙されないよう勉強をして、12月14日には、自分たちの意思表示をしましょう」と訴えました。
高垣欣弘=同「つどい」事務局)

(2014年12月7日付「兵庫民報」掲載)

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