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2014年11月2日日曜日

子どもと教育を考える宝塚の会結成

すべての子どもにより良い教育を


「子どもと教育を考える宝塚の会」が10月25日、結成されました。

宝塚市立西公民館で結成総会に先立ち「すべての子どもにとってより良い教育を、学習会」が開催され、「安倍教育改革で学校・子どもはどうなるのか~すべての子どもにより良い教育とは~」をテーマに愛知教育大学の石井拓児准教授が講演しました。


石井氏は、第2次安倍政権の基本政策が、海外で戦争できる国家体制づくりと産業競争力強化路線、規制緩和路線、財政削減路線を合わせた競争国家戦略であり、「安倍教育改革」は公教育の解体と新たな国家統制の仕組みづくりとして、露骨なエリート養成政策、貧困・格差拡大政策、国・行政機関による教育への介入を強めていると報告。「グローバル人材育成」として2020年に全面実施しようとしている「英語教育」、公立学校の管理運営を民間に委託する「公設民営学校」など具体的な施策についても分析。「安倍教育改革」によって今後さらに「学力不足」「学校崩壊」の拡大が懸念されると批判しました。

このような「安倍教育改悪」を許さない運動が求められており、今起きている教育問題・教育困難を告発し、地域の子どもたちの健全な成長発達を求める地域・保護者の願いを集約する運動を続けていくことが大事だと指摘。人間的連帯を可能とする条件は、安定的な生活を確保する〝労働〟と、安心して暮らせる社会を保障する〝福祉〟と、どうすれば労働と福祉を守れるのかを学ぶ〝教育〟にあると訴えました。

*

学習会に引き続いて開かれた「子どもと教育を考える宝塚の会」結成総会では、以下の活動方針とその実践の先頭に立つ役員を確認しました。

  • ①子育て・教育の分野における現状・問題の提起・交流に取り組む。
  • ②各分野・団体が取り組む問題を、必要に応じて全体の問題として取り組む。
  • ③現状とその問題に対する認識を会員・市民と共有するため、学習・懇談・宣伝活動に取り組む。
  • ④状況改善・問題解決のために関係方面への要請・要求・請願などの運動に取り組む。
  • ⑤子ども・保護者の悩みや要望に応える活動に取り組む。
  • ⑥総会・学習会、役員会を定例的に開催し、継続的な運動に取り組む。

田中こう=宝塚市議

(2014年11月2日付「兵庫民報」掲載)

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