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2014年10月5日日曜日

原発なくす兵庫の会が講演と運動交流

交流会後の宣伝

原発をなくし自然エネルギーを推進する兵庫の会(原発なくす兵庫の会)は、「原発ゼロへ――広げよう自然エネルギー――講演と運動交流会」を9月27日、神戸市内で開催しました。

メイン講演として「日本における自然エネルギーの現状と課題――風力エネルギーを中心に」をテーマに河野仁兵庫県立大学名誉教授が講演しました。

河野氏は、化石燃料の使用が深刻な酸性雨、オゾン、森林衰退、PM2.5など環境汚染をもたらしていることを実例で紹介し、もはや限界だと指摘。兵庫県の転換予測はあまりに自然エネルギーが少なく原発稼働を前提にしていると批判。エネルギー転換には国民、住民の参加が必要であり民主主義と住民自治が必要だと訴えました。

兵庫県当局から、再生可能エネルギー導入支援策について兵庫県農政環境部温暖対策課の菅範明氏が報告しました。

「電力の会」の速水二郎さんは、8月に開かれた全商連中小企業研究所の夏期研究会でも話題になった自然エネルギーを地域ぐるみでとりくんでいる長野県大町市での実例を紹介しました。

活動交流では…

▽尼崎――震災後原発なくす会を結成し毎週金曜5時半~市内7カ所のターミナルを回りながら手作りビラで宣伝と署名をとりくんでいる。参加は2人から30人弱と大変だが、原発ゼロへあきらめないでやる。ネットで原発必要論を振りまいている人物に打ち勝つ学習もしたい。

▽姫路――関電姫路支店前で毎週金曜5時半からアピールや歌で訴え、すでに114回。国道2号線を通る車から激励も。その後、姫路駅前で宣伝を行っている。

▽西宮――「会」を結成して毎週金曜日にJR西宮駅前で宣伝している。シール投票をすると子連れの人や高校生たちが参加してくれる。毎月会のニュースを発行して世話人会もつくろうとしている。避難する防災拠点に発電施設を考えるべきだと意見もある。

▽加印――2市2町を対象にした革新懇が母体になり行動、毎月1回の駅前反原発集会を行っている。当初は関電営業所前で実施していたが駅前に変更。市民が参加しやすいようシール投票も実施、原発からの撤退意見書の議会請願を2回行い、稲美町が可決した。

▽芦屋――結成前から保守や自民議員にも呼びかけて月1回の世話人会と事務局会議を開き1カ月半に1度「ニュース」を手配り、学習会も開催している。省エネ住宅の見学をするなど、住民の過半数めざし運動を広げている。県の会もネット活用を。

▽灘区――石炭火力発電所を考える会では「原発ゼロ」ののぼりで宣伝している、こんご神鋼が石炭火力を増設することについては、難しいがいっしょに反対の運動をすすめる。

▽神戸――メールリストでアクション参加を呼びかけ、毎月マルイ前で行動している。関電金曜日にも参加。再稼働反対やエネルギーシフトに取り組んでいる。

…などが報告されました。

最後に、原発をなくす兵庫の会の金持徹代表が、「ねばり強く原発ゼロに向けてがんばりましょう」と閉会挨拶。集会後、JR元町東口で街頭宣伝を行いました。

(2014年10月5日付「兵庫民報」掲載)

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