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2014年10月12日日曜日

観感楽学

過ごしやすい季節になりました。芸術の秋、スポーツの秋。我が家はもっぱら食欲の秋です▼食べる事は生活の基本ですが、賞味期限の偽造などの記事を見るたび、「またか」という気分にさせられます。作り手と売り手、消費者が遠くなってしまっていることも一因かもしれません▼神戸市では11月から33の中学校で先行的に給食が実施されます。神戸市が固執してきた「愛情弁当」論を乗り越えた、子育て中のママ・パパ、民主的な団体や日本共産党の運動の大きな成果です。同時に、せっかくはじめるのですから、生産者や調理する人たちの顔が見えるような給食にしたいものです。業者弁当では、どうしても食材や調理の過程などに不安を感じてしまいます。アレルギー対策もできないと聞いています▼食の問題がこれだけ大きな社会問題になっている今だからこそ、小学校と同じような自校調理の給食が望まれます。そのことが、学校での食育の前進にも、地域農業の発展にもつながります▼秋晴れの下、地元で採れた食材で、味覚の秋を存分に楽しみたいものです。(A)

(2014年10月12日付「兵庫民報」掲載)

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