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2014年10月5日日曜日

生存権裁判:神戸地裁が「請求棄却」

原告・弁護団・支援する会、たたかい続ける決意


神戸地裁へ向かう原告と支援者(9月25日)

生活保護の老齢加算廃止は憲法25条(生存権保障)違反だとして、80歳から89歳の生活保護受給者9人が2市を被告に保護変更決定処分の取り消し、老齢加算の復活を求めていた「兵庫生存権訴訟」で、神戸地方裁判所第2民事部(稻葉重子裁判長)は9月25日、原告の請求を棄却する判決を言い渡しました。

兵庫生存権裁判原告団・弁護団、同裁判を支援する会は同日、「不当判決に対する声明」を発表。「厚生労働大臣が老齢加算を廃止した根拠となる資料の調査・検証すら行わず、憲法25条で定める『健康で文化的な最低限度の生活』にはほど遠い実態を目の前にしつつも、厚生労働大臣に広い裁量があるという理由のみで、憲法25条に反する重大な行政の誤りがあっても救済できないとし、自ら、憲法によって与えられ『人権の最後の砦』としての司法の職責を放棄した」(要約)と厳しく批判。老齢加算復活へ多くの人々ともに全力でたたかう決意を表明しました。

(2014年10月5日付「兵庫民報」掲載)

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