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2014年10月12日日曜日

「八鹿高校事件」40年・「養父不当捜査事件」2年のつどい

あらためて問う、人権と民主主義の大切さ、人間の尊厳守りたたかう意義



「八鹿高校事件から40年、養父不当捜査事件2年――いま、あらためて真実を問うつどい」が10月4日、神戸市中央区の生田文化会館で開かれ150人以上が参加しました。

養父市(旧八鹿町)での2つの事件がなぜ起こされ、国、県、警察、マスコミの対応はどうだったのかを明らかにし、人権と民主主義の大切さ、人間の尊厳を守ってたたかうことの意義を広げようと、兵庫労連、兵高教組、兵庫教組、兵庫人権連、兵庫人権問題研究所、国民救援会県本部が呼びかけたものです。

集会では、当時、但馬地方一帯が「解放同盟」による利権、教育支配、暴力が横行する中、1974年に発生した「八鹿高校事件」を記録した映画の抜粋が上映され、被害者の1人であった元教師・田畑英毅氏が、事件の経緯を報告。特に、「暴力反対、先生を返せ」と整然と組織的に行動した生徒たちが教師や地域住民を大きく励ましたこと、その背景に、民主的な学校運営とそれにもとづく教育があったことを強調しました。

2012年10月の養父市長選挙での「公職選挙法違反」を口実に、八鹿高校事件の被害者だった元教師らに対し、違法・人権侵害の捜査が現在も続いている「養父不当捜査事件」についても当事者の訴えと、対策会議の濱嶋隆昌氏からの経過報告があり、警察は捜査をただちに中止するよう求める決議も採択されました。


つどいで一部が上映された映画『八鹿高校事件』DVDは、頒価1,000円で兵庫人権問題研究所が普及しています。また、「40年記念誌」も11月上旬発行予定です。問い合わせ☎078・351・3,600。

現地での「『八鹿高校事件』40周年記念集会」は、11月24日(月)午後2時から、県立「但馬長寿の里」(養父市八鹿町国木)で開催されます。また交流レセプションも同日午後5時30分から同会場で行われます。

(2014年10月12日付「兵庫民報」掲載)

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