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2014年9月14日日曜日

河太郎・河次郎に会いに福崎へ来てください

福崎町長 嶋田正義

このところ、辻川山の麓の小さな池に住む河童(かっぱ)が大変な人気です。

ブクブクと池から現れる河次郎(ガジロウ)

池の立札には「市川の岸に駒ケ岩という大きな岩があり、そこに河童の兄弟が住んでいました。2匹は川へ遊びに来た子どもの足をつかんで〝尻子玉〟を抜いてしまうのです。やがて、子どもたちは怖がって来なくなりました。兄弟は自分たちのせいだと後悔しました。みんなの寝静まったある夜、柳田國男先生に謝ろうと、生家のある辻川山公園にやって来たのです。(後略)」と書かれています。

河童を作る時、どのような姿にするかで意見が分かれました――フクちゃん、サキちゃんのような可愛い姿がいいという人、柳田國男さんの『故郷70年』に出てくる河童は悪さをする怖い河童だからこれにしようという人――結果として柳田さんに関係の深い辻川だからと、妖怪風の怖い姿に落ち着きました。この不気味な怖い様相が受けて、連日大変な人出で賑わっています。

ぜひ、河童に会いに福崎町へ来てください。

尻子玉を持って柳田先生を待ちわびる河太郎(ガタロウ)


河太郎・河次郎兄弟がいるのは、柳田國男の生家や特産館「もちむぎのやかた」の近くにある辻川山公園内のため池。河次郎の出現はしばらくの間、朝9時から夕5時までの毎時0分と30分。

(2014年9月14日付「兵庫民報」掲載)

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