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2014年9月28日日曜日

兵庫革新懇が「憲法を守り生かすシンポジウム」

兵庫革新懇主催の「憲法を守り生かすシンポジウム」が9月21日、神戸市中央区の「のじぎく会館」で開催され200人が参加しました。

安倍政権の集団的自衛権容認などの暴走を許さないたたかいをどう広めていくかを考える集会として準備され、はじめにドイツ文学者・児童文学者の池田香代子氏が「ウソとペテンと劣情と」という刺激的なテーマで講演を行いました。

講演する池田氏
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池田氏は、「平和の反対語は戦争ではなくペテンだ」といった詩人アーサービナード氏の言葉を紹介し、今の日本の政治にいかに「ウソとペテン」がはびこっているが、安倍内閣になってさらにひどくなってきていると現状を解明し、このウソを見抜き、だまされない国民になることが大切であると訴えました。

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続いてのシンポジウムは上脇博之神戸学院大学大学院教授の司会で進められました。


医師で兵庫県保険医協会副理事長の武村義人氏は、医療・社会保障が急激に破壊されて来ている現状を報告。兵庫労連議長の津川知久氏は、今の最低賃金制の下では労働者は生きていけない現状を紹介し、さらに労働法制を改悪しようとしている政治をきびしく批判しました。

元自衛官の泥憲和氏は「集団的自衛権」と国を護ることとは関係はない、これは海外の戦争に参加すること以外の何ものでもないと指摘しました。

弁護士で明日の自由を守る若手弁護士の会の濱本由氏は、現憲法は権力から国民を守り国民に生きる希望を与えるものであり、この憲法を破壊することは絶対許してはならない、と訴えました。

会場からは6人が発言。瀬戸内海の環境を守る会、垂水9条の会、原発再稼働を許さない活動に取り組んでいるゼロこねっと、新婦人などの取り組みの報告やヘイトスピーチ批判の発言などがありました。

結びを上脇教授が行い、アメリカや財界言いなりだけでなく、古い国粋的な日本の復興をも、もくろむ「二つの顔を持った」安倍政権の延命を許さないたたかいを、と呼びかけました。

また会場で訴えられた沖縄県知事選支援の募金には9万円余が寄せられました。参加者からは、「目からウロコが落ちる話が聞けて励まされた」などの感想が多く寄せられました。

堤隆二=兵庫革新懇事務局)

(2014年9月28日付「兵庫民報」掲載)

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