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2014年9月21日日曜日

中学校卒業までの子ども医療費無料化: 姫路市議会委員会で全会一致請願採択

「求める会」が約1万4千人の請願署名提出


13,758人分の署名を前にする
「無料化を求める会」の人々と日本共産党姫路市議団

中学校卒業までの子どもの医療費無料化を求める請願が9月11日の姫路市議会厚生常任委員会で全会一致採択されました。

この請願は、私たち「子どもの医療費無料化を求める会」が13,758人の個人署名、78の団体署名を添えて提出したもの。

提出にあたり各会派に紹介議員や賛同の要請に回り、議長との懇談も、一度は断られたものの粘り強くお願いを重ね「5分程度なら」と実現しました。紹介議員には日本共産党の大脇和代、森ゆきこ、入江じろう市議がなりました。

委員会当日は「会」共同代表の1人、山本かよさんが趣旨説明をし、「安心して子育てできる環境を」「子どもが病気の時くらいお金の心配をさせないでほしい」と訴えました。また、新婦人の役員さんに保育をお願いして、「会」からも7人が傍聴して審議を見守りました。

ほとんどの議員が発言するなど議論が尽くされ、いよいよ採決。議長が「それでは請願第32号に賛成の方挙手を」と求めると、挙手、挙手、挙手!…。

「えっ!?全会一致!?」「わぁー、採択された!」―委員会室を出て少ししたら、喜びがこみあげてきました。

「会」ではお礼と報告を兼ねた「ニュース」を発行して署名に協力していただいた方々や団体に届ける予定です。

6月に決起集会をひらいてから3カ月、子どもたちといっしょに駆け抜いた熱い熱い夏、市民の声がたしかに政治を動かしました。
(白髪みどり=同会会員)



子どもの医療費無料化について、日本共産党姫路市議団は繰り返し議会で質問し、実現を求めてきました。

この第3回定例会でも谷川まゆみ議員が8日の本会議で、「地方中枢拠点都市としての姫路が子ども医療費無料化になっていないのは、健康福祉局だけの問題でなく、まちづくり全体の問題です」と指摘し、市の姿勢をただしました。この本会議では谷川議員への答弁もふくめて、市長らが「子ども医療費助成拡大の検討」を表明しました。

10日の本会議では、入江じろう議員が「『姫路市でも子ども医療費無料化を』と1万4千筆の署名と請願書が若い子育て世代の父母らから提出されています。『拡大を検討する』と答弁した姫路市には、子育て世代の切実な願いに応える施策を期待する」と迫りました。

11日の厚生常任委員会では、谷川議員が、所得制限をしても市の予算が3億円しか変わらないことを指摘し、「署名を寄せてくださった市民の皆さんの期待を裏切らないような形での、無料化を行ってほしい」と採択を強く求めました。

なお、この請願は、10月2日の定例会最終日の本会議で採択される見込みです。



中学校卒業までの子どもの医療費無料化は、ことし7月から、宝塚、高砂、篠山、南あわじの4市で通院医療費無料化となり、県内41市町のうち24市町に広がっています。

芦屋市でも、「あたたかく民主的な市政をめざす芦屋市民の会」や新婦人芦屋支部などが「中学校卒業まですべての子どもの医療費を無料に」の署名2,339人分を8月29日に提出した際、山中健市長が来夏から実施する意向を述べています。

10月に市議選が行われる川西市では中学校卒業までの無料化がまだ行われていません。日本共産党は無料化実現を政策に掲げ、実現を訴えています。

(2014年9月21日付「兵庫民報」掲載)

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