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2014年9月21日日曜日

戦争する国づくり許すな:各地でとりくみ

秘密保護法に反対する三田市民の会:戦争体験を聞く


海軍病院での体験を語る元看護婦

秘密保護法に反対する三田市民の会は9月14日、第6回のつどいとして「戦争体験を聞く市民のつどい」を開催し、75人が参加しました。

始めに日本中国友好協会制作のDVD『証言――中国人強制連行』を上映、そのあと戦時中の舞鶴で看護婦をされていた方と神戸空襲を体験された方のお話を聞きました。

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中国人強制連行のDVDは戦時中、働き手が足りない日本国内に中国、朝鮮から強制的に男性を連行し、自由を奪い、使い捨てにした歴史を、生き残った人々の証言と調査で明らかにしたもの。当時の映像に強制連行を閣議決定した大臣として岸信介が登場する場面があり、その孫の安倍首相と重なって見えました。

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看護婦をされていた方は、舞鶴の海軍病院での勤務という、戦場と隣り合わせの経験と、原因が謎に包まれた朝鮮帰還船浮島丸の爆破事件のことを生々しく語られました。

また神戸大空襲で「少年H」と同じ長田区で被災された方は、逃げる場所もないほど落とされた焼夷弾の恐ろしさと、焼夷弾の直撃で亡くなられたり、恐怖から精神を病まれ一生精神病院で過ごされた身内のお話をされ、そのような方がたくさんいたということを語られました。

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参加者からは「二度と戦争をしてはいけない」「貴重な話が聞けて勉強になりました」「中国人強制連行は、想像以上につらい話に悲しくなりました」「戦争は絶対にあってはならないことです」など沢山の感想が寄せられました。
松岡信枝=同会)


秘密保護法廃止を求める市民の会・宝塚:演劇で憲法学ぶ


演じる「あすわか」の弁護士

「秘密保護法廃止を求める市民の会・宝塚」主催の「劇団あすわか演劇のつどい」が9月13日、宝塚市立西公民館ホールで開かれました。

「あすわか」=「明日の自由を守る若手弁護士の会」は、自民党の「日本国憲法改正草案」の内容とその怖さを、広く知らせようと昨年1月、若手弁護士(弁護士登録期が51期以降=登録から15年以内)有志で結成。会で作成したパンフレットや紙芝居を使って、各地で講演、「憲法カフェ」「ランチで憲法」、演劇などユニークな活動を繰り広げています。

「つどい」では、昨年10月に結成された「あすわか兵庫県支部」の10人の弁護士が演劇「せんそうがおきるまで~ある国の『ケンポー』70年後の物語~」を〝本邦初公演〟しました。

〝70年前にみんなでつくった「ケンポー」を意図的に教育や国民意識の中から遠ざけ、国民の安全を守る(?)いろんな法律をつくろうとする政府の野望に立ち向かうミュージシャンやその仲間たちの奮闘〟を歌あり、笑いありで描き、観客に感動を与えました。

演劇終了後は観客と意見交換し、今後の運動について交流しました。

最後は参加者有志で西公民館から逆瀬川アピアまで「ピースパレード」を行い、「秘密保護法廃止を」「集団的自衛権閣議決定の撤回を」「憲法9条を守ろう」と訴えました。
田中こう=宝塚市議)


尼崎の地域9条の会など:市内各駅頭で宣伝


JR尼崎駅頭での宣伝

尼崎市内で9月8日・9日の両日、「集団的自衛権」行使容認の閣議決定の撤回を求め一斉宣伝が行われました。

憲法改悪ストップ尼崎の会、小田・難波・武庫川・東園田・富松・立花の各9条の会、本庁民主市政の会、新婦人尼崎支部、大庄地域の日本共産党支部ののべ77人が、阪神武庫川、阪神尼崎、阪急武庫之荘、阪急塚口、阪急園田、JR立花、JR尼崎の7駅で宣伝をしました。ビラ960枚を配布し、署名139筆、カンパ1,100円が集まりました。

どこの駅頭も反応は良く、行きかけて、あと戻りし署名してくれる人もあり、女性や若い人が多く協力してくれました。

阪急武庫川・旭橋では、机と椅子を出して署名にとりくみました。車から500円カンパを出して行く女性、広島災害カンパと600円差し出す人もいました。立ち止まって、話しかける人もみられ、阪神武庫川では70代の女性が「父は戦争に行った、帰ってから2年過ぎて亡くなりました。2年以上過ぎていたので恩給も貰えず、苦労をしました。二度と、戦争はごめんです」と言われ、「頑張って!」と激励も受けました。

19日には、退職教職員9条の会が宣伝をすることにしています。

(2014年9月21日付「兵庫民報」掲載)

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