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2014年9月28日日曜日

みなさん、ぜひご参加ください「八鹿高校事件から40年、養父不当捜査事件2年―いま、あらためて真実を問うつどい」

大沢たつみ(元参院議員)

もう40年が過ぎようとしている「八鹿高校事件」。

1960年代後半から「部落民以外はすべて差別者」とする部落排外主義と反共、利権追及に運動を変質させた部落解放同盟(「解同」)は、各地で暴力的な糾弾事件を起こし、南但馬も無法地帯となっていた。

当時、私は三田市議になって2年目、4歳の双子をつれ、父の看護で但馬に向かうことが多かった。「解同(部落解放同盟)はあかん」と叫ぶ父、社会をしっかりと見る目をもっていた父。その父が病に倒れていた。嫌だという点滴を抜いて、父の目をみる。胃がんでもうだめだと悟っている目、なぜ助けてくれないのかと言っている目。いまもその目が私を苦しめる。

父が亡くなり、49日の法要を終え、三田に帰った夜、第1次朝来事件とも呼ばれる元津事件が発生した(1974年9月8、9日)。そして、ついに、同年11月22日、やってはならない暴力で解同は「八鹿高校事件」を起こした。

暴力に対する先生・生徒・町民の方・多くの支援者のたたかいは、民主主義を守るたたかいへと力強く前進し、すべてのたたかい・裁判で勝利した。

先生方の勇気は40年を経ても、私たちの活動に生きつづけている。

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ところが2年前、今度は警察が、八鹿高校事件被害者の元教師3人に養父市議選での「公職選挙法違反」の嫌疑をかけ、不当な捜査を開始。昨年4月には家宅捜査を強行。その後、押収物をすべて返還しながら、今も3カ月に1度、「聞きたいことがあるから警察署へ来い」と呼び出すなど人権侵害を続けている。

いま、この「養父不当捜査事件」は、たたかいの最中。政治的な反撃と多くの方々からの支援が求められている。

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10月4日(土)午後5時30分から生田文化会館(神戸市中央区)にて「八鹿高校事件から40年、養父不当捜査事件2年――いま、あらためて真実を問うつどい」が開かれます。映画『八鹿高校事件』の上映や、養父不当捜査事件の報告、その渦中にある先生からの訴えなどが行われます。

「兵庫民報」読者の皆さんもぜひご参加ください。



八鹿高校事件から40年、養父不当捜査事件2年―いま、あらためて真実を問うつどい/10月4日(土)午後5時30分/生田文化会館大ホール/参加無料/兵庫労連、兵高教組、兵庫教組、兵庫人権連、兵庫人権問題研究所、国民救援会県本部共催 Tel. 078‐351‐0677(救援会)

(2014年9月28日付「兵庫民報」掲載)

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