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2014年8月24日日曜日

原水爆禁止世界大会海外代表との交流会

台風11号が兵庫県を直撃した8月11日の午後、原水爆禁止2014年世界大会海外代表交流集会が神戸市内で開催され、交通手段が寸断されたにもかかわらず、約50人が参加。4人の海外代表、ジョゼフ・ガースンさん(アメリカフレンズ奉仕委員会)、アン・シュルテスさん(イギリスCND運動・組織担当)、アレックス・ターベイさん(シュルテスさんのパートナー)、ニーニョ・マラカステ・デシエルトさん(フィリピン・ミンダナオ民族平和運動の青年リーダー)をむかえて交流を深めました。

津川知久兵庫県原水協筆頭代表理事が開会挨拶をし、今回の原水禁世界大会の意義と役割を報告、来年のNPT再検討会議にむけて、多くの署名を集めて兵庫県から多くの代表団を送り出すことが重要と訴えました。

梶本修史県原水協事務局長の司会で、まず3人の海外代表からの報告のあと、参加者からの質問・意見、それに海外代表が応えるという流れですすめられました。

ガースン氏は「今回のウクライナ危機は2つの核超大国の核軍備への依存度を高めることになった」危険性や、東アジアの情勢・特に安倍政権の暴走について危惧を表明しながらも、「アメリカをはじめとする核保有国が2010年のNPT合意を守っていないが、一方で、核兵器の人道的影響に関する議論がはじまり、マーシャル諸島共和国が核保有国を告発するなど、核保有国の孤立は明らかだ」と指摘。「市民団体の運動の力が重要、来年のNPT会議に原水協のみなさんがたくさんの署名をもって大挙してニューヨークに来てくれることを期待する」と訴えました。

シュルテス氏は「安倍政権の解釈改憲の閣議決定はNATOと日本の新連携協定に調印した2カ月後に行われた。NATOの軍事的世界支配をめざす動きの強化と連動している」と指摘。CNDが9月にイギリスで開かれるNATOサミットにむけ、「戦争はいらない」「戦費は払わない」という運動を広げるとともに、新たな核兵器システムに更新することを阻止する取り組みをすすめていることを報告しました。さらに核兵器の非人道性を訴えるためには被爆者の証言が大事と、日本の運動を激励しました。

デシエルト氏は、日本の平和行進に参加した経験が大変貴重なものであったことを報告し、その時につくった自作の歌などを披露し、参加者はその歌声に魅了されました。

最後にアコーディオンに合わせて「原爆許すまじ」や「勝利はわれらに」などを参加者全員で合唱し、来年のNPTにむけてのたたかいの決意を固めあいました。

(2014年8月24日付「兵庫民報」掲載)

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