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2014年8月10日日曜日

観感楽学

梅雨明けとともに、猛暑がやってきました。熱帯夜と言われる夏の夜ですが、「夏の大三角」や「さそり座」など星座を眺めるのにいい季節ではないでしょうか。人類は長年、星をながめることで壮大な「宇宙」の中の「地球」の存在を感じてきました▼現在、宇宙誕生から138億年と考えられています。その間、原子、分子が形成するまでに38万年、最初の星ができるまでに約400万年、星や銀河が形成されるまでに数1億年という気の遠くなる時間の積み重ねがあります▼その中で地球が誕生して46億年、私たち人類(ホモ・サピエンス)の誕生はわずか20万年前。現在、私たちの地球上で起こっている環境問題、核問題、原発問題などは、資本主義社会における利益優先の中で起こっているものがほとんどです▼今後、人類のもつ「科学の力」をどのように使うのか。壮大な歴史をもつ宇宙の中の、地球という奇跡の惑星に住む人類として、歴史を未来につなぐ発展的な問題解決の選択が求められています▼また、科学的視点、唯物史観の観点で物事をとらえる大切さを子どもたちや若い世代に伝えていくことも、とても大切なことではないでしょうか。(A)

(2014年8月10日付「兵庫民報」掲載)

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