記事を検索

2014年6月22日日曜日

但馬で米軍機低空飛行問題現地調査と学習集会

「現地での住民運動が重要」―塩川衆院議員が強調


六月十三日、十四日の二日にわたり「米軍機低空飛行問題 現地調査と学習集会」が「オスプレイ・米軍機低空飛行訓練を許さない但馬の会(準備会)」、兵庫県平和委員会、安保破棄兵庫県実行委員会、兵庫県原水協の共催で行われました。

*
多々良木ダムで飛行ルートなどを確かめる参加者

十三日は、ハチ高原・生野ダムで県の施設責任者から状況を聞きました。

「最近は低空飛行はほとんどみかけないが、ドクターヘリが年間では千回以上も飛んでるので、もし、オスプレイや米軍機が以前のように頻繁に飛ぶようになれば、命の危険がある」と心配されていました。

午後には、朝来市・養父市に米軍機低空飛行問題で要請・懇談を行いました。同日夜の交流会では、岡山・広島で米軍機の高度調査をつづけている大野智久氏がビデオも放映しながら報告しました。

スカイビラさのうで館長の証言を聞く(右端は塩川議員)
十四日は、前日の夜に駆け付けた日本共産党の塩川鉄也衆議院議員も参加。さのう高原での米軍機目撃証言を聞いたあと、生野ダム、多々良木ダム、いくの喜楽苑を訪問し、現状を聞き取りました。

午後からは和田山駅前公会堂で「学習集会」を開催し、八十人が参加。

県平和委員会の高橋正明事務局長が基調報告をし、岡田かずゆき朝来市議が現地報告、杉本ちさと兵庫県会議員が県の防災訓練に米軍を要請した知事に対して抗議をしてきたことなど県議会報告を行いました。

続いて、塩川鉄也衆議院議員が「米軍機低空飛行訓練の異常な実態と住民・自治体のとりくみ」と題して記念講演を行いました。

オスプレイ本土配備但馬でも訓練増加へ


塩川議員は、全国の米軍機低空飛行訓練の実態を資料も示して詳しく報告。日本の空のほとんどが米軍によって制空権を奪われている独立国にあるまじき事態は、米軍基地が日本に異常に多いからだと解明。これからもオスプレイが自衛隊もふくめて本土に配備されるようになると、いっそう米軍機の訓練空域は増やされることになり、民間機やドクターヘリとの衝突などの危険がますます増え、とりわけ岩国基地の強化によって但馬地域の訓練は増えるであろうと分析。現在、住民運動が自治体を動かし、騒音測定器の設置が広がっている広島県北の状況を紹介し、現地での住民運動の重要性を強調しました。

「但馬の会」結成


最後に「オスプレイ・米軍機低空飛行訓練を許さない但馬の会」を結成することが確認されました。


(2014年6月22日付「兵庫民報」掲載)

日付順目次