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2014年6月8日日曜日

ルネサスのリストラから雇用と地域経済を守る連絡会が宣伝

身勝手なリストラ・人減らし許すな!
三菱電機も内部留保活用し、受け入れを


北伊丹事業所前に横断幕を掲げ宣伝

半導体大手・ルネサスが北伊丹事業所閉鎖で、関東(武蔵・高崎・那珂)事業所へ千六百人の大量転勤を計画し、労働者に「転勤するか、辞めるか」の選択を迫っているなか、「ルネサスのリストラから雇用と地域経済を守る連絡会」は五月三十日、北伊丹事業閉鎖の中止を求め、事業所門前で宣伝行動を行いました。

この行動には「連絡会」に結集する宝塚地区労連、尼崎地区労連、伊丹民主商工会などの団体をはじめ、地域から三十人が参加、事業所の四つの門前でビラを配布しました。

日本共産党の上原秀樹、加柴優美伊丹市議らがマイクをにぎり、「大企業の横暴、身勝手なリストラ・人減らしを許すな」、「仕事と生活基盤を奪い、住民にしわ寄せする北伊丹事業所の閉鎖は中止を」と訴えました。

出勤する労働者や通りがかりの市民は、「ルネサスと三菱電機は雇用と地域経済を守り、大企業の社会的責任を果たせ!」「ルネサス北伊丹事業所閉鎖反対、雇用と地域経済を守れ!」の横断幕に注目。通行中の人からも「ガンバレ~」の声援がとぶなか、しっかりビラを受け取り、門に入る労働者の姿が目立ちました。

事業所前の瑞ヶ池公園を散歩する年配の女性は、ビラを受け取り「この事業所を閉鎖するんですか?会社はもうかっているんでしょう!」と。ジョギング中の男性は、「市議会や県にも取り上げてもらわないとあかんね!」といいます。

労働者からは「リストラ、リストラで疲れました。家族も会社(ルネサス)を信用していない。転勤できない人は辞めざるを得ない」「三菱に戻り、残れるものなら、残りたいが…」との声が寄せられています。

「連絡会」はビラで、「ルネサス北伊丹事業所を設立したのは三菱電機で、社員の多くは三菱電機の元社員です。事業閉鎖を強行するなら、三菱電機がためこんだ一兆五千五百九十五億円という膨大な内部留保の一部を活用し、転勤できない人を受け入れ、雇用を守り、企業の社会的責任を果たすことです。労働者を大切にしてこそ、企業と経済の発展も可能となる」と訴え、労働者を激励しています。

(2014年6月8日付「兵庫民報」掲載)

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