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2014年6月1日日曜日

兵庫民医連の講演会で医療めざす学生たち「人の役に立ちたい」「何ができるか」

――国境なき医師団元副会長・草谷医師の話、熱心に聞く



兵庫民医連は五月二十四日、医学生、看護学生、薬学生など医療系分野をめざす学生を対象に、「国境なき医師団講演会」を開きました。

神戸大学では受験時に行なっているアンケート対話でも国際医療への関心が高いのが特徴で、そうした関心に応えようと二〇一〇年から開催しているものです。

今回の講師は、国境なき医師団元副会長で麻酔科医の草谷洋光氏。「医療の平等」という同医師団の理念と自身が参加したスリランカなどの活動の様子を報告しました。約百人の学生が会場をうめ、熱心にメモをとりながら聞きました。

質疑応答では、「先生のお話を聞いて、問題をみる力や発信していく力が必要だと感じました。学生時代に必要なことは何でしょうか?」などの質問がだされ、草谷医師は「まずは社会で起きている様々な問題に関心をもつことが大事です」と答えました。質疑の時間が短時間だったこともあり、講演会終了後に直接質問する学生の姿も多くみられました。

また、東日本大震災の支援ボランティアに参加した医学生から支援報告も行われ、自分の目で見ることの大切さ、復興は進んでおらず支援を求めている人がいること、継続して支援していきましょうとのメッセージが語られました。「人の役に立ちたい」「自分にできることは何か」との学生の思いを強く感じる講演会となりました。

(福島千尋=兵庫民医連)

(2014年6月1日付「兵庫民報」掲載)

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