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2014年5月25日日曜日

NPT再検討会議成功めざす会兵庫でも結成


二〇一五年NPT再検討会議成功めざす兵庫の会(略称「NPT兵庫の会」)が五月十八日、結成されました。

神戸市勤労会館で行われた結成集会には百人が参加。津川知久代表理事の開会あいさつのあと、土田弥生日本原水協事務局次長(国際部責任者)が「二〇一五年NPT再検討会議の意義と成功のカギ」と題して講演しました。

NPT(核不拡散条約)再検討会議準備委員会を傍聴した土田さんは、核軍縮の義務を履行していないと、九つの核保有国をマーシャル諸島が国際司法裁判所に提訴したことなど、非核兵器国は核兵器国が約束を守っていないことでNPT体制が崩壊の危機にあると指摘していることを紹介。核兵器廃絶への人道的流れが大きな衝撃になって核保有国をゆさぶっていることをメキシコ会議とそれ以降の核保有国の発言や日本政府の態度の変化などから解明しました。

こうした変化のもと、二〇一五年のNPT再検討会議が決戦の場であり、市民社会が核保有国に核兵器なくせと迫るためにも二〇一五年のNPT再検討会議の成功が重要だと訴えました。

また北朝鮮や中国の脅威論を口実とする安部政権の暴走を食い止め、核抑止力論に切り込むことができるのが「人道的影響」の問題であり、核兵器禁止条約をもとめる署名が大きな力になることを解明しました。

その後、二〇一〇年のNPT再検討会議の録画を上映したあと交流。ニューヨーク行動に参加した今井正子さん、橋本銀河さん、釘宮のぶえさんが報告したあと、新婦人県本部・民医連・兵庫労連・尼崎原水協から来年のNPT会議にむけてのとりくみと決意がのべられました。

梶本事務局長から「NPT兵庫の会」の確認事項として、①「核兵器全面禁止のアピール署名」を五十万筆集める②すべての自治体で原爆写真展を開催するなど被ばくの実相を知らせる③「被爆展示組写真」を海外の平和団体に贈る運動を④NPT再検討会議代表団を百人以上派遣すること―を提案し、参加者で確認しました。



「NPT兵庫の会」結成集会に先立って午前中に二〇一四年度兵庫県原水協第一回理事会(総会)が開かれ、二十地域、十七団体、七個人の合計六十二人が参加しました。

和田進代表理事の開会あいさつ・梶本事務局長からの「二〇一三年度の運動の経過および一四年度の課題と運動計画案」報告提案のあと、芦屋・明石・東灘・淡路・姫路原水協から活動報告。二〇一五年のNPT再検討会議への代表派遣の到達や神社・仏閣・教会を訪問して核廃絶の署名をもって訪問・対話していることが報告されました。新役員が選出され、NPT再検討会議にむけて百人の代表派遣と五十万目標の署名の達成をとの提案が採択されました。


(2014年5月25日付「兵庫民報」掲載)

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