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2014年5月25日日曜日

子育てアクション 要求の☆輪☆行動


神戸・市民要求を実現する会は五月十四日、中学校卒業まで子どもの医療費無料化、認可保育所の増設による待機児童の解消、自校調理方式での中学校給食の実施をもとめて、神戸市役所南の東遊園地で「子育てアクション 要求の☆輪☆行動」を開催しました。

集会では、神戸・市民要求を実現する会に加盟する三つの団体がそれぞれ訴えました。
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新日本婦人の会は子どもの医療費の助成について、ここ数年、兵庫県下で過半数の市町で通院含め義務教育終了まで無料化するなか、神戸市は二歳以下と最低ランクになっていることに触れ、子育て世代のおかれている実態を紹介し、ぜひ拡充してほしいと訴えました。

神戸市保育運動連絡会は、神戸市が発表した待機児童数百二十三人と調査が始まって以来最低になったことについて解説。待機児童の多さから入所申し込みをあきらめた母親や、認可保育所に入れず、園庭のない小規模保育施設に入所する児童はカウントから外れていると指摘。会が実施した小規模保育施設の実態調査の結果を紹介し、「神戸市は認可保育所を増やす計画をしっかり立て、子育て支援にフルに活用する計画をたてるべき」と訴えました。

中学校給食を実現する会は、多くの方から署名をよせていただき、この秋から神戸市が給食実施にふみだしたことを紹介。栄養や食育面で問題をかかえるデリバリー給食の実施になることや、最大でも七割程度の利用率しか想定してないことについて、実施されれば必ず問題も出てくる。神戸市は小学校のような自校調理方式にはやく切り替えるべきと訴えました。
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集会の途中、新日本婦人の会兵庫県本部の岸本友代会長や若い子育て中の母親らが集会参加者を代表して、久元喜造市長あての要請書を提出。子どもの医療費と食費とを天秤にかけざるをえない若いお母さんの実態や、子どもを別々の保育所に預けて働く子育て世代の困難さを訴え、医療費無料の拡充、認可保育所増設を求めました。

大下勝こども家庭局長は、「義務教育終了までの医療費無料は、市長自身が『任期中には実現する』との政治家としての公約もある。医療費助成の拡充や待機児童解消をスピード感をもって進めたい」と回答しました。

集会には百人が参加し、要請行動の間、市役所前で、子育て支援充実を求めて参加者によるリレートークを行いました。


(2014年5月25日付「兵庫民報」掲載)

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