記事を検索

2014年5月4日日曜日

第1回「緩和ケア市民講座」に350名を超える参加

神戸協同病院が病棟開設にむけ開講


神戸協同病院は、二〇一五年春の緩和ケア病棟開設にむけ、「緩和ケア市民講座」を開講。その第一回目を四月二十六日、新長田勤労市民センターで開き、三百五十人を超える参加がありました。

緩和ケア病床は、現在、神戸市内に四病院しかなく(東灘区一、灘区一、北区二)、神戸協同病院での緩和ケア病棟開設は西神戸地域で初めてとなります。

第一回講座は、地域住民の方々に緩和ケアへの理解を広げようと、灘区の六甲病院で約二十年にわたり緩和ケアに従事している安保博文医師を招き、がん治療と緩和ケアとの関係、緩和ケア医療の基本的な考え方や医療の実際についてお話いただきました。

講演では、現在の緩和ケアは、がんと診断され治療が開始された時から同時に開始される考え方に変わってきていることや、抗がん剤などの新たな薬剤開発の進展で、がん治療や緩和医療の在り方に大きな変化を及ぼしていること。患者や家族が緩和ケアをどのように理解し受診すれば良いのかなど、具体的な内容も含め、わかりやすくお話いただき大変好評でした。

参加者からは、「緩和ケアについて、より本質を知ることができた」、「医療・人生・人間のことを改めて考えさせられた」、「神戸協同病院の今後の進捗についても定期的に知らせて欲しい」などの感想・意見が寄せられました。看護学校に通う学生からは「看護師のストレスへの対応なども勉強したい」「緩和ケアで将来働きたい」等の発言も出され、緩和ケアへの理解が大きく広がる講座となりました。(東郷泰三=神戸医療生協本部)

(2014年5月4日付「兵庫民報」掲載)

日付順目次