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2014年4月20日日曜日

ブラック企業の実態きく:民青SD班新歓企画

民青SD班は新入生歓迎企画第二弾として「ブラック企業+就活」企画を四月十一日、神戸市灘区内で開催しました。

この企画には、実際に就活に取り組んでいる大学四回生や、ブラック企業で働いていた経験のある方、味口俊之・神戸市議に来てもらい、それぞれの経験談や神戸市議会での議論の様子を紹介してもらいました。

以前、某有名ブラック企業で働いていた経験のあるKさんからは、介護の仕事で就職したにもかかわらず研修という名目で系列の居酒屋で働かされていた経験が語られました。

平日は午後四時から早朝四時まで、週末は朝六時まで働き、急な店舗移動で引っ越しが間に合わずに仕事が終わっても電車がなく家に帰れなかったことや、年末年始は忙しすぎて一カ月の休みが二日しかなかったことに給料明細を見るまで気づかなかったなど、居酒屋研修は三年間とされていたが、一年二カ月で、これでは人としての本来の優しさがなくなってしまうと思い、別の介護職場に転職した経験が語られると、参加していた学生からは驚きの声があがりました。

また、店長になると三カ月休みなく働き続け、音信不通になる人もいるなど、命を削って働かされるブラック企業の実態が語られました。

最後に味口市議から、異常な就活やブラック企業の実態はいつでもあるわけではなく、労働者派遣法を改悪するなど財界大企業いいなりの自民党政治が作ってきたこと、神戸市議会で市長を追及しブラック企業の存在を認めさせた経験などを紹介し、最後に「黙っていたら苦しむのは若者。現実に主体的にかかわってしぶとく頑張ろう。一人で困らずみんなで乗り切ろう」と学生へのメッセージが語られました。

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民青SD班は四月二十五日に森岡孝二・関西大学教授を招いて「ブラック企業+就活part2」を開催します。午後6時から神戸学生青年センター(http://ksyc.jp/)会議室D。

(2014年4月20日付「兵庫民報」掲載)

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