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2014年3月2日日曜日

第12回阪神北「小林多喜二祭」

多喜二の志ひきつぎ新しい政治へ前進を


阪神北「小林多喜二祭」実行委員会は二月二十日、伊丹市内で第十二回阪神北「小林多喜二祭」を開催し、約百人が集いました。

実行委員長の藤木洋子氏(元衆院議員)の開会挨拶に続き、第一部で石川康宏神戸女学院大学教授が「小林多喜二の時代と安倍晋三の『美しい国』」と題して、記念講演を行いました。


石川氏は、小林多喜二の人生とその時代、作品研究にもふれ、多喜二などのたたかいにもとづく社会発展・歴史の前進について解明しました。

今日の「自民党がめざす日本社会」(『美しい国』)の根底には、日本国憲法の根本を否定する自民党新綱領と改憲案が第一課題にあること、危険な改憲案の一つひとつを国民に語っていくことの重要性を指摘。

また、「現代の三つの異常」(①財界第一②アメリカいいなり③靖国史観)の鼎立が困難になっていることなどを豊富な資料をもとに明らかにしました。

その上で、「国家権力の抑圧と侵略戦争に反対し、学びたたかいつつ生きた日本共産党員でプロレタリア作家だった小林多喜二の志をひきついで新しい政治への転換に向かって前進しよう」とよびかけました。


第二部・文化行事はハーモニカ奏者の寺村安雄さんの演奏。複音ハーモニカの多様な表現による「春よ来い」などの演奏は参加者を魅了しました。

参加者からは「講演を聞き、自分が気づいてないことに気付かせられた」、「今日の自民党体質が改憲案にもとづいたものだということがよくわかった」「自民党改憲案の危険性、恐ろしさを再認識した」「多喜二の生き様に学び、立ち向かいたい」「寺村さんのハーモニカ演奏に感動、一人の演奏とは思えない、達人という感じでした」など感想が寄せられました。

(2014年3月2日付「兵庫民報」掲載)

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