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2014年2月16日日曜日

非核の政府を求める会が総会

原発被災者支援強めよう


「記憶は記録に残さないと」と渡部さん

非核の政府を求める兵庫の会の第二十八回総会が一日、神戸市内で行われ、記念企画の「はだしのゲンがみたヒロシマ」の上映とトークも、大好評でした。

総会では、風呂本武敏代表(元神戸大教授)らを再選したほか、新たに三人の常任世話人を選出して運営体制を強化。反核・平和や被爆者援護などに加え、原発事故被災者・避難者への本格支援強化などを盛り込んだ新年度方針を確認しました。

一方、「はだしのゲン」の原作者、漫画家の故中沢啓治さんが、故郷・広島での被爆体験をもとに、反核・平和への思いを語ったドキュメンタリー映画は、女子大生ら一般参加者も含め約五十人が鑑賞。映画企画者の渡部朋子さんが、広島から駆けつけ、「被爆生存者が減っていく中で、とりわけ若い人に」と、制作の意図を熱く語りました。

渡部さんは「原作者が、怒りを最後まで持続させたのは、根底にある家族への愛。世界で愛読され続ける普遍性は、そこにある」「記憶は記録に残さないと消え、過ちを繰り返す」と語り、大きな感動に包まれました。

また、京都医療生協理事長など要職を歴任した故中野信夫氏の遺児、中野圭子さん(京都市在住)が、父親の残した戦争体験記の普及を呼び掛けました。

(2014年2月16日付「兵庫民報」掲載)

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