記事を検索

2014年1月19日日曜日

日中加古川支部:鳩里小で授業


日中友好協会加古川支部は十二月十七日、加古川市立鳩里小学校で六年生二百四十七人に「国際理解・中国」をテーマとする出前授業を行いました。同校からの要請で実施したもので、三年連続となりました。

古くからの日中交流の歴史

授業はスクリーン映像と地図をつかって「近くて大きい中国」を説明。児童たちは、日本の二十五倍の国土面積や、長江の長さ、河口の広さを加古川と対比して、驚きの声をあげていました。

「中国の歴史と交流」の復習では、「三国志」の時代と邪馬台国や、遣隋使小野妹子や鑑真の渡来、みんなが知っている「漢字・仏教の伝来」と漢字から「ひらかな」「カタカナ」を作り出したことなどを次々と元気に発表しました。

漢字学習では、「汽車」「手紙」など同じ字でも中国と日本でまったく意味が違うことや日本で出来た漢字、畠、畑などがあることに「へー」と大きな声が出ました。

加古川在住の王秋雲さんの指導で李白の漢詩「早辞白帝城」を大きな声で「朗詠」しました。また、「日本、加古川市、鳩里小学校」の中国語読みを練習。三人の児童の名前の中国語読みも体験しました。

近現代の交流「日中戦争」で中断

「二〇世紀前半の近現代の交流」では中国から多くの留学生が来日、日本の近代文化や科学技術を学ぶなど交流もすすんだが「十五年戦争」で交流も中断し、両国の国民に大きな被害をもたらしたことを学びました。

中国を知る第一歩

現在の中国の経済の発展と国交回復以後の貿易・経済・文化の交流が急速に広がったが、まだ発展途上で貧富の差、環境などの問題点や領土の問題での対立などもあるが「ねばりづよい話し合い」での解決が大切なことを説明しました。

最後に今日の学習は中国を知る第一歩で、「地球は一つ、人類みんな兄弟」「一部だけをみないで中国についても、世界についても広く長い目で学んでほしい」と結びました。

授業後、室内に展示された「切り絵」「刺しゅう」などを見学しました。

(前田清=日中友好協会加古川支部)

(2014年1月19日付「兵庫民報」掲載)

日付順目次