記事を検索

2014年1月26日日曜日

西区の「粟生線の会」:予算議会へ活動強化

神戸市が、神戸電鉄利用の高齢者の運賃割引の方針を打ち出したことについて、神戸市西区の「公共交通神戸電鉄粟生線/沿線住民の足を守る会(粟生線の会)」は、一月九日開いた定例の事務局会議で、これまで進めてきた「敬老・福祉パスを神鉄でも使えるようにしてほしい」という運動が一歩実現に近づいたとして、二月に開かれる予算市会に向けて、いっそう活動をつよめようと話し合いました。

また、路面電車の復活をLRT(ライトレール・トランジット)で実現しようという方針についても、公共交通の中心に鉄道を位置づけて、粟生線を存続、充実してほしいという要求と共通する、と評価する意見も出されました。

神鉄粟生線は、兵庫県と沿線自治体が無利子貸付五億円などの支援をおこなったことで、当面の「廃線」の危機は回避できましたが、根本解決はこれからです。

「粟生線の会」は、昨年も、定時性、大量輸送、環境にも優しい鉄道を公共交通の中心に位置づけ、単なる存続にとどまらず、沿線住民の足として、便利で、魅力的で、運賃も手ごろな鉄道として、自然豊かな沿線の環境ともマッチするような公共交通にするよう要求。また、地域の自治会の協力を得て「粟生線まつり」を開催したり、小野市の国宝浄土寺見学ツアーを行いました。

粟生線ででかけた浄土寺

「粟生線の会」では今年も、岡山や富山の地方鉄道(LRT)見学や、粟生線の自然と歴史を体験する機会をつくったりしようと話し合っています。
松本勝雄

(2014年1月26日付「兵庫民報」掲載)

日付順目次