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市民のとりくみがとりもどした山頂 |
トランペット演奏で始まった集会は垣本聖日本民主青年同盟県常任委員の司会ですすめられました。神戸青年合唱団の歌声の後、西澤慎兵庫県平和委員会代表理事が基調報告をしました。
西澤氏は、クリスマス闘争などの継続したねばり強い市民的なとりくみと、革新市政の誕生が神戸港の米第七艦隊の基地を撤去させ、非核「神戸方式」を生み出し、守ってきたこと、さらに六甲山の米軍基地撤去のたたかいに連動してきたことなど、兵庫県の平和を守るたたかいの歴史とこれからの展望を語りました。
味口俊之神戸市議の来賓挨拶、芦屋原水協の平野貞夫芦屋市議、建交労兵庫県本部の津村訓孝書記長の決意表明が行われた他、米軍通信基地「Xバンドレーダー」建設反対の運動のとりくみを「米軍基地を憂う宇川有志の会」事務局長の永井友昭氏が、大阪港への米艦船入港反対のたたかいを大阪平和委員会の田口洋二理事長がそれぞれ報告し、安保廃棄・くらしと民主主義を守る沖縄県統一行動連絡会議、滋賀県あいば野平和運動連絡会からのメッセージが紹介されました。
最後に六甲山平和宣言・アピールが大森幹雄平和委員会事務局次長から提案され、多くの拍手で採択されました。
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自衛隊通信基地 |
その後、山頂にまだ残され、強化されている自衛隊通信基地を〝人間のくさり〟で包囲し、「撤去を」とシュプレヒコールでアピールしました。
集会の時には雨も止んで、登山してきた人たちの注目を集めました。(2013年11月17日付「兵庫民報」掲載)
