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2013年12月15日日曜日

観感楽学

原爆症認定申請の却下処分の取り消し訴訟を起こしている被爆者らが全国原告団を結成した。兵庫県などの原告・元原告百八人による「ノーモア・ヒバクシャ訴訟全国原告団」は兵庫県の原告が副会長を務める▼原爆症認定裁判で国側の敗訴が相次ぎ、〇九年八月、麻生首相(当時)と交わした「確認書」は、「司法と行政の乖離」を解消する、「今後、訴訟の場で争う必要のないよう」解決することを約束した▼しかし、その後も却下処分が相次ぎ、全国七地裁に百十人が提訴する状況が生れている。認定制度見直しを議論してきた厚生労働省の検討会の報告書は、日本被団協が「現状をより後退させる」「被爆者の願いと期待に背く内容」と抗議声明を出すひどいものだった▼被爆者切り捨て政策をごり押しする国の政策の転換のためにたたかう原告団を支えたい。兵庫県の原爆症裁判支援ネットが援助した認定申請は二百五十人。約二十人が却下取消しの裁判を闘っている。原告が亡くなって遺族が継承した方、歩行も困難で出廷・陳述もままならない方もいる▼その被爆者支援の第四十四回餅つき大会が二十三日、妙法華院で行われる。(K)

☆第44回被爆者援護・連帯もちつき大会/12月23日(月・祝)9時すぎ~17時すぎ、妙法華院/主催:兵庫県原水協、神戸市各区原水協、神戸宗教者平和協議会/被爆者お見舞い募金にもご協力を(2013年12月15日付「兵庫民報」掲載)

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