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2013年12月1日日曜日

明石川(持子地区)堤防工事2年半の運動で「年度内完成」へ

「すすめる会」が慰労会と解散式



十一月十四日、参加者のどの顔も秋晴れのように澄み笑顔でした。「明石川(持子地区)堤防工事をすすめる会」の役員が集まり、慰労会と会の解散式をしました。中止されていた明石川護岸工事が十一月から再開されたからです。



二〇一一年の春、神戸市西区の持子地区の住民から「堤防工事が止まっているが、大雨のとき増水し越水が怖いので早く始めてほしいが自治会はやってくれないので、共産党で何とかならないか」との相談があり、詳しい事情を聴いたのが始まりでした。明石川右岸の玉津大橋(通称出合橋)から大明石橋のたもと寄り部分です。

さっそく、事業を管轄する県神戸土木事務所に事情をたずねました。「工事予定地に民有地があり、土地の官民の境界で話し合いがついていないので工事が中断している」「十六年前から話し合っているが境界が決まらないので計画が定まらない」とのことでした。



六月六日、地域の有志と、たまつ日本共産党後援会も参加し、「明石川(持子地区)堤防工事をすすめる会」を結成しました。

会は、県に対する工事促進要請署名を自治会に提案しましたが不採択になり、会独自に取り組みました。持子地区は、約八百四十世帯、千八百人の住民が住み、企業もあります。炎天下、一軒一軒署名に回り、街頭でも署名宣伝を行いました。

七月十五日、県知事あてに陳情署名千七百三十五筆を提出、地域住民の声を届けました。陳情の設定には、日本共産党の宮田しずのり県会議員が尽力しました。

また、現地調査、途中経過のニュース配布などの活動を展開してきました。



二年五カ月たったことし九月二十七日、宮田県議から「神戸土木事務所は、十一月着工、年度内完成を目指している。遅れても六月の雨水期までに完成させたいと言明した」「時間がかかったが、地元の皆さんの熱意で工事ができるようになった。皆さんによろしく」との連絡がありました。

会の調査で、十月五日に入札が終わり、工事業者が決定したことも確認。ニュースを作成し、全戸訪問して報告、「雨が降ると明石川の水位を見に行っていた。これから安心して眠れるわ」など喜びの声が返ってきました。

切実な要求、地元の人とたまつ後援会との二年半にわたる苦労が実った取り組みでした。

北尾勝吉=明石川(持子地区)堤防工事をすすめる会元代表)


(2013年12月1日付「兵庫民報」掲載)

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