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2013年11月17日日曜日

福島に連帯する報告集会

日本共産党兵庫県委員会東日本大震災救援・復興闘争本部が十一月九日、兵庫県民会館で「なくせ原発! 急げ生活再建! 福島に連帯する報告集会」を開きました。

二日の「ふくしま大集会」に呼応して企画されたもの。冒頭、松田隆彦書記長が主催者挨拶を兼ねて汚染水処理等に関する党の緊急提言を紹介。そして阿部裕美子福島県議会議員が「福島の現状と課題」と題して講演しました。

講演する阿部裕美子福島県議

阿部議員は、冒頭、原発事故の強制避難で、まだ生きていることがわかっていながら津波被害者を助けられなかった悔しさ、避難途上で息を引き取っていった少なくない入院患者、「私は足手まといになるからお墓に避難します」と書き残して自ら命を絶った九十歳のお年寄りなど、被災・原発事故当時の痛苦の経験を想起しました。

現状について、▽帰宅可能の地域になっても家は荒れ果て、戻ることを断念する人が相次いでいること▽除染は進まず、汚染土の仮置き場も不足し、自宅の庭に埋めているところが少なくないこと▽外遊びができず体力が低下、甲状腺異常など子どもたちの健康被害が心配なこと―などをリアルに報告。

とりわけ賠償や避難地域など一方的線引きで「対立と分断」が作られ、コミュニティが引き裂かれていることがいちばん悔しいと訴え、「原発事故は収束しておらず、収束宣言をただちに撤回し、国の責任で対応することが本当に求められている」と指摘しました。

また、地元の人々から「日本共産党に躍進して欲しい」という声が起こり、県議選挙、参院選挙で日本共産党が躍進したことを紹介し、すでに「オール福島」の意思となっている、県内十の原発廃炉など、願い実現に力を尽くすと表明しました。

さらに阿部議員は会場からの質問に答える中で、日本共産党の論戦とあいまって、知事も議長も原発反対で一致し、参院選で当選した自民候補も県内原発廃炉を公約せざるを得なくなるなど、自民党が多数であっても、県民の世論と運動で政治は動かせると強調しました。

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集会ではこれまでボランティアに参加した平島教子氏(女性バザー実行委員会)、垣本聖氏(青年ボランティア)、森本勝氏(何度もボランティアに参加、労働組合でも取り組み)、黒田みち氏(川西市議)の四人が活動と感想を報告、また、ねりき恵子県議も熱い連帯の挨拶を行いました。

(2013年11月17日付「兵庫民報」掲載)

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