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2013年11月17日日曜日

日中ふれあい文化・芸術交流

「日中関係が厳しい今こそ、文化交流が大切」と、日中友好協会加古川支部は、日中平和条約締結三十五周年を記念し、「日中ふれあい文化・芸術交流会」を十一月六日と七日、加古川総合庁舎「かこむ」で開催、四行事で延べ二百人近くが参加しました。

書画家唐鳳寛作品はじめ共同協賛40点



黒竜江省在住の著名な中国書画家唐鳳寛氏の書と「画」の「竹」「蝦」などの有名作品十五点が展示。また十月、長田での「三国志祭」に来日した諸葛孔明の子孫第四十九代諸葛品余氏(書家)の作品はじめ地域の書画愛好家の方々より二十五点が展示され、参観者の目を引きました。

「どうする尖閣」でシンポジウム



六日夜は「日中問題をどのようにして、平和的に解決するか」のテーマで幹栄盛(鶴林寺長老)、和田進(神戸大学名誉教授)、渡辺武(日中本部副会長)の三氏のパネラーによるシンポジウムを開催。場内参加者からの質問にも丁寧に答えて討論が進められました。

幹栄盛氏は、仏教者の立場から日中の仏教交流の歴史にふれ、日中はともに、外交の基本をアジアに向けること、一人ひとりが外交官となり、人間と人間、民間の国民同士の付き合いが大事と語りました。

和田進氏は、憲法九条の核心部分にふれ、日本の侵略戦争の戦争責任の側面と、国家の武力行使否定と平和的諸「国民」を信頼して、という「世界の平和運動の先頭に立っている」点が大切であり、話し合いが重要だと指摘。「攻めて来たら」などの質問にも答えて、「領土問題が戦争の火種」の歴史に学んだ独仏など「政府と国民」の努力を紹介しました。

渡辺武氏は、中国の動きや現状と十月のツアー体験にもふれながら、「日中両国政府と国民の皆さんへのアピール」「平和的な話し合いを通じて尖閣問題の解決を」の十氏呼びかけを説明。このアピールにそって運動をどれだけ広げ、国民レベルで信頼関係を作るための努力をすすめるかにかかっていると、締めくくりました。

七日は昼休み時間帯に「日中ふれあいコンサート」を開催しました。二胡演奏、日本舞踊、在日中国人による独唱などを楽しみました。
(前田清=同支部)

(2013年11月17日付「兵庫民報」掲載)

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