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2013年10月20日日曜日

兵庫県平和委員会基地調査レポート

オスプレイ訓練許すな、平和な兵庫へ引き続き監視が必要
後藤浩

兵庫県平和委員会の二十回目の基地調査が今年は九月十八~十九日の「米軍機低空飛行訓練状況調査」を皮切りに行われています。

九月十八日は初参加の三人を含む七名の調査団は例年とは違ってまず豊岡に向かいました。京都、鳥取、兵庫の三府県をまたいで救急医療で欠かせない「ドクターヘリ」の拠点である豊岡病院の管理部長との面談をするためです。

ドクターヘリ:「オスプレイ訓練について何も聞いていない」


豊岡病院のドクターヘリ発着場

ヘリは豊岡病院を中心として半径五十㌔㍍で運行されていますが但馬での米軍機低空飛行訓練ルート(ブラウンルート)と重なり沖縄から全国展開する計画が出されているオスプレイとも遭遇する危険性が危惧されていることを面談の中で話しました。

豊岡病院で管理部長(手前)と懇談
管理部長は―ドクターヘリは運行開始(二〇一〇年四月)から四千回・年間千二百回以上運航。医師の派遣には責任をもっているが、ドクターヘリは委託しており消防の管轄。米軍機やオスプレイの低空飛行については何も聞いてないし、心配もしていない―と話しました。

ドクターヘリの運行に責任を持っているのが関西広域連合。連合長は兵庫県知事である井戸敏三氏。病院へのきちんとした説明を果たす責任を問われてしかるべきです。

鉢伏高原・轟高原・多々良木ダム・生野ダム:年間通じて米軍機低空飛行


十八日は豊岡から鉢伏高原での調査を経てスカイビラさのうで宿泊。

轟高原で聞き取り

施設の管理者の話では「最近、米軍機は飛んでは来るものの年間に数回ほどでいつだったかはっきりしない」と話していました。翌日の十九日は轟高原、多々良木・生野の両ダムを訪問。同じ様子でした。

年間を通してはやはり米軍機は飛んでおり、十月十六日には滋賀県饗庭野でオスプレイを使っての日米合同演習があるだけに今後の監視活動が重要になってきています。

神戸港:潜水艦5隻建造・修理中


十月五日は神戸港調査。参加者五名で事前学習を一時間行って港めぐりの船に乗り川崎重工と三菱重工での自衛隊潜水艦の調査をしました。

三菱重工神戸造船所で建造中の海自潜水艦

当日は五隻の潜水艦が建造・修理中でした。非核「神戸方式」の平和の港を汚す光景でした。

ハーバーランド間近に自衛艦


左の暗青灰色のものが「ちよだ」
アンパンマンミュージアムのすぐ向かいに停泊

九月にはアンパンマンミュージアムのすぐ向かいに海自潜水艦救難母艦「ちよだ」が停泊していました。(この項の記事と写真は編集部)

「六甲山米軍基地撤去20周年記念集会」11月10日に


今年の基地調査は十一月十日の六甲山頂での「米軍基地撤去二十周年記念集会」が最後の行事です。

1992年まで六甲山頂を占拠していた米軍通信基地

六甲山頂米軍基地撤去20年記念集会/11月10日(日)11時、六甲山頂(最高峰)/交通手段と参加費①マイクロバス:8時45分、湊川神社前集合、2000円②マイクロバス:10時20分、六甲ケーブル山上駅集合、1500円③ハイキングなどで現地参加:500円/バス・現地参加ともに10月31日(木)までに事前申し込みが必要/☎078‐362‐0806、Fax 078‐371‐2427

(2013年10月20日付「兵庫民報」掲載)

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