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2013年10月14日月曜日

神戸市長選挙にあたっての大学人アピール

神戸市長選挙について大学人がアピールを発表しました。

市民の目線にそった、あたらしい神戸市政に転換させましょう


神戸市長選挙が、10月13日公示・27日投票でたたかわれます。これまでの神戸市政は、あの大震災のあとも、「創造的復興」の名のもと、市民の生活再建をなおざりに、神戸空港など開発優先の「復興」をすすめました。また、国の悪政に同調して、「行財政改革」の名のもとに、各種の福祉施策の廃止、保育所など公共施設の民営化、職員削減と一体になった非正規低賃金労働の拡大などをすすめてきました。

今、市長選挙に名乗りあげている人物は、いずれも、「民間活力の活用」「三宮周辺の再開発」などを公約として発表していますが、「小泉構造改革」に見られる新自由主義政策に沿ったもので、基本的にはこれまでの市政が進めてきた住民に犠牲を強いる政策を継承するものです。外部の力を引き込むことで「活力」をつくろうという従来型の「成長戦略」の破綻は明らかです。神戸自身のもつ地力を強め、その地力を引き出すことに力点を置いた新しい発想、手法こそが求められているのではないでしょうか。

今、神戸市民の中で、中学校給食の実現、こども医療費無料化、借り上げ復興公営住宅からの追い出し中止、県立こども病院の移転中止、国民健康保険料の引き下げなど、実に多彩な要求運動が広がっています。この神戸市民のエネルギーを引き出し、この市民の力を合流させる施策こそが神戸市の行政に求められているのではないでしょうか。国連も推奨する非核「神戸方式」(核兵器積載軍艦の入港拒否の施策)をしっかり守り抜く神戸市政こそ、憲法改悪の流れを許さず平和を求める神戸市民の願いです。

広範な市民運動を担う諸団体が、市長をかえ市民の目線に立った市政運営に転換するために「市民にあたたかい神戸をつくる会」が立ち上げました。その共同代表のぬきなゆうな(貫名ユウナ)さんは、広範な市民運動の先頭にたち、平和運動を通じて培われた国際的視野を持つ根っからの市民活動家です。

ぬきなゆうなさんは、「市民が暮らす目線でいのち・くらしを支える」「神戸の地力を強め引き出す経済プラン」「大規模開発をやめ、それぞれの行政区の特性を活かした発展計画」「国の悪政と自然災害を跳ね返す神戸の自治力の発揮」などの政策を発表し、世界に誇る非核「神戸方式」を堅持する「平和創造都市こうべ」の発展ビジョンを明らかにしています。

神戸市に働き、生活し、神戸市に関わる大学人として、また神戸市にゆかりがあり、その未来に関心を寄せる大学人として訴えます。ぬきなゆうなさんとともに、なによりも神戸市民の目線にたった「あったか神戸市政」を実現いたしましょう。

☆☆☆

(第一次発表:10月9日現在)
(呼びかけ) 大塚秀之(神戸市外国語大学名誉教授)、金持 徹(神戸大学名誉教授)、冨田宏治(関西学院大学法学部教授、原水爆禁止世界大会起草委員長)、平野喜一郎(三重大学名誉教授/神戸市垂水区在住)、風呂本武敏(非核の政府を求める兵庫の会代表世話人、元神戸大学教授)、和田 進(神戸大学名誉教授)

(賛同します) 赤松光雄(神戸市外国語大学名誉教授)、足立 浩(日本福祉大学教授/元神戸商科大学大学院卒)、池上日出夫(大阪外国語大学名誉教授)、石川康宏(神戸女学院大学教授)、一海知義(神戸大学名誉教授)、弥永 学(元山口大学助教授)、筧久美子(神戸大学名誉教授)、加藤恒彦(立命館大学名誉教授)、金持伸子(日本福祉大学名誉教授)、上脇博之(神戸学院大学教授)、楠瀬佳子(京都精華大学教授)、小林信次郎(大阪工業大学名誉教授)、菊本義治(兵庫県立大学名誉教授)、昆美惠子(武庫川女子大学非常勤講師)、近藤義晴(神戸市外国語大学名誉教授)、柴田悦子(大阪市立大学名誉教授)、柴田政義(日本福祉大学名誉教授)、須田 稔(立命館大学名誉教授)、長淵満男(甲南大学名誉教授)、中村陽一(神戸大学海事科学部非常勤講師)、中野照雄(和歌山大学非常勤講師)、西川榮一(神戸商船大学名誉教授)、二宮厚美(神戸大学名誉教授)、廣森勝久(神戸大学名誉教授)、風呂本惇子(奈良女子大学名誉教授)、松岡正章(甲南大学名誉教授、弁護士)、宮本正興(大阪外国語大学名誉教授)■

(Web版のみ)

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