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2013年10月27日日曜日

西村欣治郎:11月2日に顕彰・研究のつどい

関西学院学生・詩人—兵庫のプロレタリア文化運動を牽引


墓前祭

一九三〇年代に兵庫県のプロレタリア文化運動を牽引した西村欣治郎氏を顕彰する企画が進められています。

治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟兵庫県本部は、十月六日に奈良県御所市の西方寺に行き、四十一名が参加して西村欣治郎墓前祭を行いました。十一月二日には「顕彰・研究のつどい」が企画されています。

西村欣治郎は関西学院学生でナップ(無産者芸術家連盟)の活動家でした。当時関西学院はいま神戸市立王子動物園のある所にあり、学院の前が阪急電車の終点でした。京阪神を視野にナップがここに「戦旗」支局と活動拠点を置いたのでした。西村は詩誌「木曜島」に反戦詩を書くとともに、県下にナップ発行の「戦旗」読者を組織し、宝塚歌劇団内にも学習会を組織しました。戦後日本共産党参議院議員になる須藤五郎もその仲間でした。

西村は、衆議院第二回普選の後の「二月事件」で検挙され、三十歳で獄死しています。小林多喜二は著名ですが、兵庫にもこういう人がいたことを知ってほしいと同盟はつどいへの参加を呼びかけています。連絡先☎078‐351‐0677(国賠同盟県本部)


西村欣治郎顕彰・研究のつどい/2日(土)13時30分、神戸市勤労会館308号/兵庫のプロレタリア文化活動の先駆者で詩人の関西学院学生・西村欣治郎の時代とその影響を報告/参加費500円/☎078‐351‐0677

(2013年10月27日付「兵庫民報」掲載)

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