記事を検索

2013年9月1日日曜日

尼崎平和のための戦争展

「戦争をする国」にしないために



阪神・淡路大震災直後からはじめた「尼崎平和のための戦争展」は今年で十八回目を数えました。

戦争展に先立ち八月十七日にはプレ企画として映画「ひまわり」を中央公民館で上映しました。

これは一九五九年に沖縄の宮ノ森小学校に米軍ジェット戦闘機が墜落したことにより、ひまわりを愛する少年の夢も、少女の未来も奪った実際の事件を基に今の日本における基地と人間の壮大な物語です。

観られた方から「沖縄の現実をもっと自分のものとして考えなければと感じました」との感想が寄せられました。

展示は二十三~五日に女性センタートレピエを会場に行いました。

実行委員会では今年のテーマを「『戦争をする国』にしないために」とし、憲法「改正」の危険性、沖縄の基地問題、従軍慰安婦問題や戦争責任に対する安倍政権の危険な動きなどに対し、市内各九条の会や平和を守る民主団体などの展示で市民に訴えました。

「『尼崎の戦災地図』あとわずかで終結する直前の空襲が多いこと。これでもか!という感じで攻撃されている戦跡が痛々しいです」との感想が寄せられました。

読書コーナーでは『はだしのゲン』など多数の平和関連書籍を自由に読んでもらえるようにし、また保育所の子どもたちには紙芝居『かわいそうなぞう』を見てもらいました。

最終日には原爆被害者の会の方が被爆体験を紙芝居や語りで伝え、また青年からも福島への被災地ボランティアや長崎で開かれた原水爆禁止世界大会の報告が行われました。
松岡宗治



(2013年9月1日付「兵庫民報」掲載)

日付順目次