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2013年9月8日日曜日

レッド・パージ反対懇談会8月例会

再審請求へたたかい広げよう


三人の原告を囲む懇談会参加者

兵庫県レッド・パージ反対懇談会は八月三十日神戸婦人会館で例会を開き、レッド・パージ被害国家賠償請求訴訟の再審請求運動について懇談しました。今回の懇談会には、山口県、京都府、大阪府からの参加者もあり、自らのレッド・パージの体験を紹介しながら、たたかいを広げる決意が交わされました。また資料として配付された「再審申立書」(案)についても意見を交換しました。

山口県から参加された藤井旭さんは旧国鉄で組合役員をしていた時にレッド・パージに遭った経験を発言。レッド・パージによる解雇無効訴訟を三十年間にわたってたたかいましたが、最高裁の「GHQの指示による超憲法的措置」という判断で敗訴。再就職先でも差別にあい、地元に戻って事業をおこして生計を立て、その後八期三十二年にわたって共産党町議を務めたと自己紹介。「大橋さんらのたたかいに学んで力をつけ、名誉回復を勝ちとるためにがんばりたい。山口県の弁護士会への救済申し立ての署名にとりくんでいます」と決意を語りました。

日本共産党兵庫県委員会から参加した松田隆彦書記長は、国家賠償請求訴訟弁護団から、十一月に今回の訴訟の報告集会を開催するにあたっての実行委員会参加の呼びかけがあり、日本共産党県委員会として実行委員会への参加を決めたことを発言しました。

治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟の小西武雄さんは、最新の研究成果で「レッド・パージがGHQの指示による超憲法的措置」という虚構を崩す証言をされた明神勲北海道教育大学名誉教授の著作『戦後史の汚点 レッド・パージ』を紹介し、書籍の普及を呼びかけました。懇談会には九十六歳の川崎義啓さん、九十二歳の安原清次郎さん、八十三歳の大橋豊さんの三人の原告もそろって参加、再審請求に向けての意欲を語りました。


(2013年9月8日付「兵庫民報」掲載)

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