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2013年9月15日日曜日

兵庫革新懇夏期一泊研修ツアーレポート(2)

瀬戸内海の島々に戦争の傷跡を訪ねる

松田隆彦
ホロコースト記念館:福山市(広島県)

九月一日付から続く

二日目はまず、隣りの愛媛県今治市大三島へ。海水を利用した製塩所、樹齢二千六百年の神木や国宝が展示されている大山祇神社を見学。昼食後、しまなみ街道を通って福山市のホロコースト記念館に向かいました。

この資料館は館長の大塚さんが、海外で偶然アンネの日記のアンネ・フランクの父、オットーさんと出会い「同情するのではなく、平和をつくりだすために、何かをする人になって下さい」という言葉に感銘。一九九五年日本で初めてのホロコーストの歴史を伝える教育センターとして建設されました。

館内にはヒトラーによるユダヤ人迫害の経過、強制収容所の実態、アンネ・フランクが隠れ住んだ部屋の再現などが展示されており、ユダヤ人達を虐殺の魔の手から救ったシンドラーや杉原千畝などの人々も紹介されていました。会館の方から丁寧な説明を受け、参加者一同、平和と民主主義、人権を守る決意を新たにし、帰路につきました。

(2013年9月15日付「兵庫民報」掲載)

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