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2013年7月6日土曜日

三木市議会「原発からの撤退」「粟生線増便」請願採択

日本共産党三木市議 板東しょうご

三木市の六月議会が六月二十一日に終わりました。今回の議会では大きな争点となる議案はありませんでした。一般質問の内容は各会派から「統合病院への直通バス」に関する質問がなされ関心の高さが示されました。市民からの請願は「原発からの撤退を求める請願」、「神戸電鉄に対して粟生線を志染駅以西について一時間二本以上に増便する協議をすすめることを求める請願」について賛否が分かれました。



「原発からの撤退を求める請願」(紹介議員の会派は日本共産党)は新日本婦人の会三木支部から出された請願です。この間二〇一一年九月から継続審査になっていました。新婦人の会三木支部は六月議会にあたり、「継続審査でなく早く決議して欲しい」と各会派を回っておられました。

今回新たに提出された「脱原発依存と再生可能エネルギー政策の実現を求める請願」(紹介議員の会派は公明党)は全会一致で採択されました。

しかし「原発からの撤退を求める請願」については「同様の内容だから両方採択すべき」という意見と「同様の内容だが程度に差がある」等の理由で不採択とすべきという意見が分かれました。

委員会では可否同数で委員長(公明党委員)採決となり、同様の請願を二つ採択する必要はないという理由で不採択とすべきとされました。

「神戸電鉄に対して粟生線を志染駅以西について一時間二本以上に増便する協議をすすめることを求める請願」(紹介議員の会派は公政会、日本共産党)は粟生線の未来を考える市民の会から出された請願です。

請願を提出するにあたり紹介議員になってもらいたいと各会派を回っておられました。

「市民の大きな声があり、統合病院が神戸電鉄利用の需要が見込めることから採択すべき」という意見と、「現在行っている支援フレームを崩すことになるから不採択とすべき」という意見に分かれました。こちらの請願には三木新党の委員の一人が採択すべきという立場をとり可決されました。



本会議最終日では「原発からの撤退を求める請願」と「神戸電鉄に対して粟生線を志染駅以西について一時間二本以上に増便する協議をすすめることを求める請願」は三木新党と公明党が反対、公政会、日本共産党が賛成の態度をとりましたが三木新党の議員一人が賛成にまわり、両請願とも可決されました。

原発の請願にしても、神戸電鉄の請願にしても、市民の思いを議会に託されたのが請願です。議員一人ひとりが請願に対してどう向き合うのかが問われていることを実感した議会であり、ドラマの多い議会でした。


(2013年7月7日付「兵庫民報」掲載)

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