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2013年7月6日土曜日

観感楽学

いま、アジサイの花盛り。アジサイは土壌によって花の色が変わります。それで花言葉は「移り気」「変節」。参院選が始まっていますが、時と所で言うことの変わる政治家がいます▼ころころ変るのが維新の会の橋下共同代表、しかし彼の変らない根は「靖国派」。「侵略戦争否定」「東京裁判の否定」という、世界では通用しない史観の持ち主。その点は安倍首相も同じです▼秦郁彦氏の「靖国神社の祭神たち」によれば、明治天皇の指示で創建された靖国神社の祭神は、戦争で死んだ人たちだけではありません。「維新前後の国事殉難者」として勤皇の志士たちも合祀されました。A級戦犯たちが合祀されたのは、これを先例として「昭和殉難者」とされたのです▼蛤御門の変では長州が朝敵で、会津は官軍のはず。ところが長州の死者がいち早く靖国に合祀され、会津の方は大正四年まで放置されます。維新政府は薩長で占められていたので、「勝てば官軍」なのです▼「勝てば官軍」何でもできると思っているのが橋下氏、安倍首相も政権につくと、「勝てば官軍」とばかり危険な暴走をしています。このような政治を阻止するためには、東京都議選に続く選挙の結果を出すことです。(TS)

(2013年7月7日付「兵庫民報」掲載)

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