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2013年7月10日水曜日

観感楽学

二歳の子どものとびひがなかなか治らない…ようやくかさぶたになったら、また掻きむしり、毎週のように皮膚科に。先日は三姉妹が次々と水ぼうそうを発症…子どもの医療費は節約のしようがない。健康と命がかかっている▼窓口負担がなければ急病でも財布を気にせず病院に飛びこめる。県民の世論と運動で、県の子どもの医療費助成は今月から中三まで拡大された▼しかし、所得制限や一部(自己)負担が残されている。窓口負担がある限り負担感は非常に大きい。病院や科が変わったり院外薬局だったりすれば、そのつど八百円▼そして所得制限…所得税二十三・五万円以上の家庭は一歳から三割負担になる。さらに昨年から世帯合算導入で対象者が狭められた。所得制限を受けた三児のママは「医療費は年十万円もかかる。病気にならないよう神経をとがらせて疲れる」と嘆く▼全県で所得制限なし中三まで無料化のために必要なのは約五十億円。県予算のわずか〇・二~三%。「中三まで医療費無料」は全国の流れ、約五割の自治体が実施。県下でも四十一自治体中十九が実施▼さらに運動を強め、どこに住んでも安心して病院にかかれる兵庫をつくろう。 (O)

(2013年7月14日付「兵庫民報」掲載)

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