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2013年7月6日土曜日

憲法県政の会代表幹事が「兵庫プラン」発表

生きる希望もてる県政へ


憲法が輝く兵庫県政をつくる会は六月二十六日、「代表幹事」が記者会見をおこない、「輝け!憲法、生きる希望のもてる県政へ」と訴えた「三つの転換・六つの重点政策」――「兵庫プラン」を発表しました。

プランは、「震災の教訓」に反する現知事への姿勢に言及。①高台にある県立こども病院のポートアイランドへの移転②淡路地震被災者の生活再建支援の欠如とUR借り上げ公営住宅の入居者追い出し③大飯原発再稼働容認の態度④東日本大震災の被災者をも直撃する消費増税推進の立場などを告発。「『県政は何より県民のためにある』という姿勢を貫いて、すべての県民が安心して暮らすことのできる県政の実現に全力をつくす」と決意を表明しています。

1. 経済再建は地域から


三つの転換の第一は、大企業誘致〝一辺倒〟をあらため、「経済再建は地域から」の立場で、働く県民の所得を増やすことです。

同プランは、県がパナソニックに約二百億円もの税金を投入する一方で県の中小企業予算は年間わずか七十億円(融資を除く)に抑えていると指摘し、「これを抜本的に転換し、振興施策を地域のみなさんといっしょに考え、実行します」と提案しています。

食料、エネルギー、技術・サービスの「三つの地産地消」をすすめ、中小企業・農林漁業の支援を強め、大企業には地域貢献をうながすこと、食料と農業、雇用と地域経済、医療や食品の安全をおびやかすTPPに反対をつらぬくと強調しています。

2. 人にやさしい県政を


第二は、「人にやさしい県政」への転換です。「行政改革」を口実に、福祉や医療を削るのではなく、大型開発などのムダづかいをやめ、県民の暮らしを支える行政サービスを拡充していくことを強調しています。中学校卒業まで医療費を無料にしている群馬県では、「早期治療で医療費支出が抑えられる」という状況が生まれていることも紹介。「安心して早めに病院に行ける環境をつくることが、県民の健康にも、家計にも、県財政にもプラスになっている。こういう発想の転換が必要」と指摘しています。

子どもの医療費の中学校卒業までの無料化、国保料(税)の引き下げ、県立こども病院のポートアイランドへの移転中止などを強調しています。

3. 平和と安全を守る


第三は、「憲法をいかし平和と安全を守る県政」への転換です。米軍の低空飛行訓練空域「ブラウンルート」でのオスプレイの訓練の懸念を指摘。但馬地域では、年間千回以上もドクターヘリが出動していることも紹介。米軍にオスプレイの飛行訓練中止を求めること、非核「神戸方式」を県内すべての港に広げていくことを強調しています。

重点政策


六つの重点政策では、①みんなの給料・所得を増やし雇用を守るプラン②原発ゼロ実現、地域に密着した自然エネルギー普及大作戦③核兵器のない世界、平和・安全の兵庫県に④国保・介護の負担軽減、福祉・医療の充実⑤いじめをなくし、教育、文化・スポーツの発展を⑥住民と一緒にすすめる災害に強い地域づくり、県土づくり――を掲げ、その実現のための具体的な政策を掲げています。

(2013年7月7日付「兵庫民報」掲載)

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