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2013年6月23日日曜日

学習協:「中国脅威論」に対し学習会

兵庫県勤労者学習協議会は、憲法緊急講座「中国脅威論と憲法九条」を六月十二日、神戸市立総合福祉センターで開きました。


講師を務めた神戸大学名誉教授の和田進氏は、現在の「中国脅威論」の特徴を、①飛躍的な経済力・軍事力と尖閣諸島への威嚇的行動②「反日暴動」③米ソ対立のもと間接的だった「ソ連脅威論」とは異なり、日中の直接対決への危機感④「日本が戦争に巻き込まれる危険性がある」「自衛隊増強が必要」との世論の広がりがあること―と整理。この状況に対し、日本国憲法九条にもとづく原則的立場―①アジア・太平洋戦争での中国侵略についての深い総括と謝罪②あらゆる紛争に対して武力行使を絶対的に回避し、平和的話し合いによる解決を図る―を貫くことが必要だと主張しました。



兵庫学習協議会は、地域、職場、学園での憲法の語り部を広げようと「憲法連続講座」を四月から月一回開いています。今回の緊急講座は「連続講座」受講生からの要望で開かれたものです。「連続講座」は一回ごとの一般参加もできます。第四回「憲法と勤労権・団結権」(講師=羽柴修弁護士)は七月二十四日(水)午後六時三十分から、神戸市勤労会館三〇八号室、参加費(一般)千円。

(2013年6月23日付「兵庫民報」掲載)

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