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2013年6月30日日曜日

トライやるウィークに自衛隊へ

明石市教育委員会が全中学校に自衛隊体験を紹介


西川あゆみ議員
西川あゆみ議員
「トライやるウィーク」は、中学二年生が五日間の職場体験を行う県事業です。明石市内では、生徒たちが六月初旬の五日間、商店や会社、保育園などで一生懸命仕事にとりくむ姿が見られます。

しかし今年度、市教育委員会が、自衛隊青野ヶ原駐屯地(小野市)を受け入れ事業所として中学校十三校、特別支援学校一校に紹介し、三校十四人の生徒が参加したことがわかりました。

六月十四日の明石市議会本会議一般質問で、日本共産党の西川あゆみ議員は「自衛隊は憲法違反の事実上の軍隊。教育基本法の教育の目的ともかけ離れている。受け入れ事業所としてふさわしいのか」とただしましたが、教育長は「自衛隊は災害時の救助活動等を行っており、生徒への防災教育につながる。教育委員会もそのような内容で依頼している」と憲法や教育基本法を避けて答弁。

西川議員がさらに、「教育の一環として生徒児童を自衛隊に派遣すべきではない」と迫ったのに対し、「自衛隊での体験は特段問題はない」と答えました。

しかし、西川議員が近隣市が青野ヶ原駐屯地で行ったトライやる・ウィーク資料から、活動計画にある「器材展示」に「中距離地対空誘導ミサイル」が含まれている可能性を示し、「武器や弾薬の類ではないか」とただすと、「銃火器に触れないように依頼した」と答えていた教育長は「認識していなかったので改めて確認する。依頼した内容と違っていれば申し入れをする」と答弁しました。しかし、自衛隊への派遣は来年度も行うとの態度は変えませんでした。

(2013年6月30日付「兵庫民報」掲載)

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