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2013年6月2日日曜日

山下よしき:新しい道を刻む(10)

正論は政治動かす


若者を大量に雇い、過大な業務を押し付けて長時間労働やパワハラなどで選別し、あとは病気で大量に退職に追い込む、「ブラック企業」の問題を国会で取り上げました。

大手衣料品販売店「ユニクロ」の実態を、企業名も出して告発。「新卒社員が入社後 三年以内に退社する割合が五〇%を超え、休職している人のうち四二%がうつ病などの精神疾患」「二十歳代の社員が入社半年で店長となって売り上げ目標達成からアルバイトの管理まで全責任を負う過酷な労働を強いられ、三カ月でうつ病になり、退職に追い込まれている」。若者の能力を活かすのでなく使いつぶす、若者を育てるのでなくて人間を壊す。こんなやり方が通用する社会を許してはなりません。

安倍総理もさすがに、「企業として採用した責任がある。ちゃんと育てて欲しい」と言いました。そこで私は、「ブラック企業」根絶への二つの提案(①離職率の調査と公表、②採用募集時の離職率の明示)を行いましたが、委員会室でも大きな共感の拍手が起こり、安倍総理も「研究したい」と悪い答弁はできませんでした。

正論は現実政治を動かします。この議席の力をもっと大きくしようではありませんか。そのチャンスが参議院選挙です。“使いつぶされた”若者と家族の無念と願いを体に詰め込んで頑張ります。
(参議院議員)


(2013年6月2日付「兵庫民報」掲載)

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