大成功力に播磨全域に世論を
五月六日、姫路市民会館大ホールの六百席を埋めて、第三十五回憲法を守るはりま集会が開かれました。
安倍改憲内閣の誕生という最悪の事態に実行委員会は大奮起。兵庫県弁護士九条の会から羽柴修弁護士を招いて事前決起集会を開き、地域九条の会が何度も小集会をもつなど、活発なとりくみを展開した結果、事務局には「チラシが足りなくなった」という連絡がひっきりなし、収益の柱である募金とパンフレット広告はどちらも史上最高額を更新しました。
集会は総勢五十人の「憲法を歌う市民合唱団」の美しいコーラスで幕を開けました。第一部は「原田義雄、愛と平和を歌う」コンサート。心のこもった歌声に涙する人も。第二部の安斎育郎さんの講演「原発と憲法」は大好評で、「分かりやすかった。一人ひとりがしっかり考えていかねば」など多くの感想が寄せられ、ロビーで販売した著書が売り切れてしまい、買えなかった人から苦情が出るほどでした。
最後に、集会の大成功を跳躍台として憲法守れの世論を播磨全域に広げようというアピールを力強く採択し、閉会しました。
(泥憲和)
(2013年5月12日付「兵庫民報」掲載)