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2013年5月5日日曜日

淡路震災:淡路の市議団が県民局に申し入れ

被災者への公的支援拡充・医療センターに万全な対策を



日本共産党淡路地区委員会と三市の市会議員団は四月二十四日、淡路県民局長にたいして、淡路島地震の復旧と復興に向け要請しました。(写真:安倍県民局長(左)に申し入れる(その左から)蛭子、鎌塚、小坂、吉田、松原、片岡の各氏)

四月十三日に発生した地震で全壊、半壊、一部損壊の被害を受けた住宅が五千戸を超え、日常生活に多大な影響が出ているなか、今まで対象外だった被害世帯にも災害援護金五万円(一部損壊で損害割合一〇%以上)が支給されるなどの面があるものの、すべての被災者への再建と自立にむけた支援ということでは不十分であるとして、公的支援の拡充を求めました。

また、来月開院される県立淡路医療センターは、今回の地震で、津波の際海水の浸入を防ぐ目的で作られた浸水防止壁(写真左)にひびが入り、一部には鉄筋がむき出しになっていることから、地震対策へ万全を期するよう要請しました。

安倍茂淡路県民局長は被災者への支援策に対して、知事の英断はこれまでにないこと、風評被害に対しては「淡路が元気である」ことを発信するなどそれなりに対応していること、浸水防止壁の損傷は致命傷にはなっていないこと、知事の発言(四月二十日の完成式典で地震による損傷はなかったとして「この建物にとってはいい性能検査になったのでは」)については「違和感はない」と語りました。公的支援の拡充については、個人財産への補助にふみこむことは大きな壁があると語り、自助の部分も必要であると述べました。

申し入れで議員らは「融資といっても現実問題として払えるのか」と指摘。踏み込んだ支援制度を求めました。また損害割合が一〇%未満のところへも災害援護金が必要なことなど、公的支援の拡充を強調しました。また浸水防止壁の損傷については、すぐ市民に知らせる必要があったことや、県立淡路医療センターの地震対策に万全を期することを求めました。

この申し入れには、岡田教夫党淡路地区委員長と、片岡格・小坂雅計洲本市議、鎌塚聡淡路市議、松原幸作党淡路市福祉雇用対策委員長、蛭子智彦南あわじ市議、吉田良子前南あわじ市議が参加しました。

また、地震当日には金田峰生参院兵庫選挙区予定候補(党国会議員団兵庫事務所長)、十五日には党県会議員団(練木恵子団長)が被災地を訪れ調査を行ないました。(写真:四月十三日の地震で破損した県立淡路医療センターの浸水防止壁と宮田県議)


(2013年5月5日付「兵庫民報」掲載)

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