記事を検索

2013年4月28日日曜日

神戸の中学校給食を実現する会が給食まつり

「自校方式のよさ実感」「運動すすめる力もらった」


「神戸の中学校給食を実現する会」が「給食まつり」を四月二十一日、神戸市健康づくりセンター健康ライフプラザで開催しました。子ども連れの若いお母さんやお父さん、孫と一緒に参加したという中高年者、結婚はこれからという人など、各層からの二百人の参加でにぎわいました。


午前中は高崎市から駆けつけた三井久味子氏(高崎健康福祉大学講師ー栄養教諭論・高崎市中学校元校長、高崎市元教育委員)が「みんなと食べるあたたかい中学校給食を」と題して講演しました。

三井氏は「朝食をまともに食べられない子どもたちが増えている中で中学校給食を始める意義は大きい」と高崎市の小・中・幼稚園の五十三校園で実施している「自校方式」を紹介しました。

―学校給食は教育の一環であり、とりわけ「自校方式」の良さは、栄養士さんや技師さんが、子どもたちのために愛情こめて作ってくれる姿をみて、五感を通して感じる中で、感謝も生まれていること

―高崎市では食材にもこだわり地域の地場産業の育成にもつながり、残飯処理をつうじて環境問題を考えるようになっていること―も紹介し、「その中で『他者管理』から『自己管理』の能力も養われるが、これこそが『教育』だ」と強調しました。

さらに、「神戸市の場合は予算はある。何に優先順位をつけるのかが問題で、未来を担う子どもたちの命を支える『食』ほど大事なものはない」「これからがたたかいだ」と神戸の運動を激励しました。

続いて、「芦屋の中学校給食実現する会」の事務局をしている濱本鶴男氏、味口としゆき神戸市会議員、喜田ゆい県会議員が給食問題での各市議会・県議会での論戦の到達と問題点を語り、ともに頑張ることを表明しました。

その後場所を変えて講師をかこんでの懇談会も行われました。別の部屋では中学校の給食を作って食べる「ライフキッチン」や「親子で遊ぼうコーナー」も設けられました。

参加者からは「自校方式のよさが一層よくわかった」「運動を前にすすめる力をもらった」と感想がだされていました。


(2013年4月28日付「兵庫民報」掲載)

日付順目次