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2013年4月21日日曜日

夢前の最終処分場問題で環境省から前向き答弁引き出す

「“姫路市の対応が法に沿っていない”との指摘は誤りではない」


環境省に説明する(こちら向き左から)堀内、入江、金田、杉本の各氏

日本共産党兵庫県委員会は四月十二日、姫路市内の最終処分場問題で環境省と意見交換を行いました。金田峰生参議院兵庫選挙区候補、杉本ちさと県会議員、入江次郎姫路市会議員、堀内照文党県副委員長が臨みました。

現在、姫路市夢前町に日本最大級の「安定型最終処分場」建設計画が持ち上がり、地元自治会・住民が反対運動を行っています。

この事業者は、別の処分場で不法行為を続け、一年間に十五回もの行政指導を受け、昨年九月には警察による捜査も行われています。

ところが姫路市は「行政処分」には踏み込まず、「行政指導」を繰り返すだけ。業者は「見つかったら是正する」態度で、事態の改善はみられていません。

最終処分場を巡っては、有害物質による死亡事件まで発生しているなど、全国的に事態が深刻化しており、国も「いたずらに行政指導を繰り返さず、積極的かつ厳正な処分を」行うべきだとする「指導指針」を出しており、環境汚染未然防止という法や「指針」の立場に照らせば、業者はもとより、姫路市の対応も不適切です。

そこで日本共産党は去る三月十四日、環境省近畿事務所を訪ね、国による適切な対応を要請。引き続き本省と直接話し合いをもちました。

参院の市田忠義室での意見交換で金田氏らは、あらためて実態を説明。当局の質問にも丁寧に答えながら、法や指針の主旨を生かすための国の責任を提起したところ、担当官から「一方からの情報であるが、姫路市の対応が法や指針に沿っていないのではないかという指摘は間違いとはいえない」「姫路市側の考えも確認した上で、判断したい」など、前向きな答弁を引き出しました。

入江議員らは「引き続き住民の皆さんと運動を強め、夢前を守るためにがんばりたい」と話しています。

(2013年4月21日付「兵庫民報」掲載)

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